日本とモロッコ、どっちが親切?どっちが世界基準?
「日本とモロッコ、どちらが親切?どっちが世界基準?」
暑かった夏、雨ばかりだった夏、
8月の最終日、埼玉で行われた2,018年ワールドカップ予選では、
日本はオーストラリアに勝利し、出場権を獲得しました。
やったーーー。
ハリホジッチ監督(19525月15日生まれ・牡牛座)、長谷部誠キャプテン(1984年1月18日生まれ・山羊座)は8月31日の太陽乙女座進行で、元気づきました。
牡牛座、山羊座、そして乙女座の地の宮の大三角形が作られ、乙女座太陽のパワー炸裂、試合にはなかなか良い日となり、めでたく出場権獲得の運びとなりました。
中でもワールドカップ出場に導いてくれた大活躍の2名の選手の運気、気になりますね。
浅野拓磨選手(1994年11月10日生まれ・蠍座)、井手口陽介選手(1996年8月23日生まれ・乙女座)の二人ですが、なんと2名とも、個人プログラムでみると黄金期の最後となっています。
黄金期に力をつけて、黄金の最終シーズンに最高の力を発揮してくれたようです。
うーん、さすが黄金期はちゃんと結果を出しますね。
テレビに映りだされた笑顔のまぶしかったこと。
堂々の黄金期の笑顔です。
今週末9月3日に眞子様との婚約内定の会見を開かれる小室圭さん(1991年10月5日生まれ・天秤座)も黄金期の真っただ中です。
黄金期、さすが凄いと納得するばかりです。
さて、私事になりますが、この夏、生まれて初めてアフリカ大陸、モロッコ(モロッコは
フランスから独立したのが1956年3月2日なので、魚座の国)に足を伸ばし、
サハラ砂漠で星を見てまいりました。
サハラ砂漠の入口に立ったときは、強風で砂塵が舞い上がり、
気温が急に下がる。
あれ?なんかおかしい・・・。
ラクダの背に乗ってベルベル人のキャンプを目指し、一時間半のラクダライドでかすが、乗って5分もしたら、恐ろしいほどの強風に横殴りの大粒の雨、
まさに勢力の強い台風の真っただ中にいる状態、
その上、雷鳴とどろき、爆音と共に落雷。
「砂漠の向こうにカミナリが落ちた、ひゃーーーーっ」
私史上、最も過酷な旅がここから始まりました。
暴風雨はいつまでも終わらない、
なのに、らくだは平気で歩く。
らくだって、凄いですね。
ベルベル人も頭に巻いたターバンを抑えながら元気に歩く。
ベルベル人も凄いわ。
スペイン人、ドイツ人、カナダ人と、私たち親子2人の日本人、合計14名のらくだツアーですが、日に焼けた肌が勇ましいタフと思われたスペイン人警官がなんと具合が悪くなり、中国人の恋人と一緒に引き返してしまうという事態となる。
本当に生きた心地はしませんでしたね。
サングラスは砂と雨で真っ黒に。何も見えない状態、ガタガタ震えるけれど、
らくだから落ちないように、必死に捕まる。
テントに到着するも、震えが止まらない。
あー、ホッカイロもってくればよかったわ。
砂漠は50度になるということだったので、日本からリュックに入れてもっていったのは、
クール用品ばかり。
まさか、こんな恐ろしい旅になるとは想像もしませんでした。
(あ、黄金期ではありませんから、まー、こんなこともあるでしょう。)
私史上、過酷な旅となりましたけれど、
今回の旅は、すごく考えさせられるものとなりました。
過酷な状況ではありましたが、私は希望していたサハラ砂漠のラクダツアー、
体験することができ、サハラ砂漠で星を見つけ、160メートルの砂山に上り、
サハラ砂漠に昇る朝日を拝むこともできました。
もう一生、サハラ砂漠にはいくことはないでしょうから、
本当に体験できてよかった。
しかし、これが日本だったらどうでしょうか?
強風が吹き始めたところで「はい、本日のらくだツアーは中止です」となりますね。
日本一の技術を誇るスカイツリーのエレベーターはよく強風や雪で止まってしまいます。
安全を考えて、日本の乗り物はすぐにストップします。
もし、モロッコから世界で2番目に高いタワーに上り、雪景色を見たいと胸はずませてやってきた観光客がいたとします。
観光客が2泊、3泊も同じところにいることがなければ、遠いアフリカからやってきても、スカイツリーに上り、雪景色を見ることはできません。
希望は叶わない。
しかし、らくだは止まらない。
遠い日本からはるばるやってきた日本人の希望は叶えられた。
らくだとスカイツリーのエレベーターを比べること自体、おかしいことなのかもしれませんが?しかし、一体どっちが親切なんでしょうね。
本人が大変でも希望は叶えるのが世界基準なのでしょうか?
本人が大変になるかもしれないと慮って、本人の希望よりも安全と言うほうが世界基準なのでしょうか?
一体、どっちが親切だと言えるのでしょうか?
外国はすべて自己責任ということが基本だから、どんなこともやらせてくれることが多いのでしょうか?
しかし、日本はどうなんでしょうか?
日本は管理社会ですから、その点、本当に管理が行き届いていて、素晴らしいところがたくさんあります。
しかし、管理が行き過ぎてしまっているかもしれない?と思うこともありますね。
世界最高の技術であれば、多少の強い風だって平気なような気がするのですが・・・。
もっと自由度がないと、本当にやりたいことができないようになってしまうかもしれません。
実に考えさせられる旅となりました。
さて、モロッコには盲目の老人がとても多くいました。
路上でも、止まったバスの中でも物乞いをしている。
オンコセルカ症かしら?
若い人たちには盲目の人たちはいなかったことも考えると、
オンコセルカ症(アフリカ、南米の熱帯地方特有の病で、フィラリア線虫の回旋糸状虫による感染症。)かもしれません。
世界で毎年1800万人が感染し、そのうち27万人が失明し、50万人が障害を持つとされていたオンコセルカ症。
しかし、2,015年ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智博士(天秤座)の発明したイベルメクチンが1987年から使われ始めたことで、オンコセルカ症に感染する人が減り、なんと大村博士の発明で年間2億人の人たちが救われています。
「大村博士、凄いわー」
短いモロッコの旅ではありましたが、日本人大村博士の素晴らしさも十分感じることができました。
皆さま、どんな夏休みでしたでしょうか?