「武器になる哲学」から学ぶ

2020年02月24日(Mon)12:17

星占いとは何か?と聞かれたら、それはある哲学ではないかと答えます。
自分とは何か?自分は何をするために生まれてきたのか?どう生きていくのか?自分のことを考え、自分に問いかける、そしてどう生きるか、何を選択するか、自分で答えを導き出していく。

より良く生きるための道具の一つが星占いだと思っています。

これはMYホームページ扉の言葉です。

長年そう思い続けてこの仕事に取り組んでいます。

 

 

先日、山口周さんの「武器になる哲学」という書籍に触れ、

やはり星占いはある意味、哲学だった!と確信できたような気がしています。

 

 KADOKAWA書店1600円

 

(武器になる哲学プロローグより)

「ヨーロッパのエリート養成を担ってきた教育機関では、長らく哲学と歴史が必修とされてきました。

今日に至っても、例えば政治・経済のエリートを数多く輩出しているオックスフォードの看板学部PPE=Philosophy, politics, and economics  哲学・政治・経済学部では、哲学が三学領域の筆頭となっていますし、フランスの高等学校過程=リセでは、理系・文系を問わずに哲学が必須科目となっており、バカロレアの第一日目の最初に実施されるのは伝統的に哲学の試験だとされています。」

「アメリカに目を転じても、エリート経営者の教育機関として名高いアスペン研究所では、世界中で最も時給の高い人々であるグローバル企業の経営幹部候補生が集められ、風光明媚なスキーリゾートとして知られるアスペンの山麓で。プラトン、アリストテレス、マキャベリ、ホッブス、ロック、ルソー、マルクスといった哲学、社会学の古典をみっちりと学んでいます。」

 

先日、レタスクラブの座談会の取材でもお話させていただきましたが、

星占いを好きになる人はとても向上心があり、

自分の頭で考えようとする人たちです。

 

「〇座と▽座と恋に落ちます」なんて面白い情報も多いので、

軽く楽しい生き方をしている人たちばかりが星占いを利用していると思われがちですが、実は「どう生きるか」「何を選択するか」「どう判断するか」

そのことに人生をかけて真剣にむきあい、考えていらっしゃる方々が

本当は一番よく星占いを利用されているように思います。

自分の頭で考える人!

その人たちが星占いという天からプレゼントされた道具を活用し、人生を輝かせているのです。

 

 

(武器になる哲学プロローグより)

「彼らはなぜ、ともすれば役に立たない学問の代表とされがちに哲学を、これだけプライオリティの高い学問として学んでいるのでしょうか。

アスペン研究所設立のきっかけとなった1949年の国際カンファレンス「ゲーテ誕生200年祭」において、発起人の一人であるシカゴ大学教授(当時)ロバート・ハッチンスは「リーダーに教養が求められる理由」について次のように言及しています」

 

「無教養な専門家こそ、われわれの文明にとって最大の脅威

 専門家というものは、専門的能力があるからといって無教養であったり、諸々の事柄に

  無知であってたりしていいものだろうか」

 

「哲学を学ぶとは役に立つとか、カッコイイとか、賢くなるというようなことではない。

哲学を学ばずして社会的な立場だけを得た人、そのような人は文明にとっての脅威、つまり危険な存在になってしまうというのが、ハッチンスの指摘です」

(武器になる哲学プロローグより)

 

今の日本の現状を見てみると、

まさに無教養なリーダーたちのせいで、

私たち庶民はどんどん不幸になっているように思われます。

得か損か、儲かるか、儲からないか、そんなことしか考えていないリーダーたちの下では、

人々の生活の幸せなんてことは置き去りにされて、悲劇が繰り返されてしまいます。

 

さて、武器となる哲学の中で、ハンナ・アーレント(ユダヤ人ですが、アメリカの政治学者、哲学者 19061014日生まれ・天秤座)「悪事は思考停止した凡人によってなされる」をご紹介します。

これ、あまりにも今の日本の現状と似ていて、びっくりしますよ。

 

 ハンナ・アーレント

アーレントの火星は乙女座に位置、とても繊細な神経で完璧な研究を行っていたと

思われます。

 

ナチスドイツによるユダヤ人虐殺計画において、600万人を虐殺する役割を果たしたナチス親衛隊の中佐である

アドルフ・アイヒマン(1906319日生まれ・魚座)はどこからみても風貌の冴えない普通の男だったそうです。

一見気の弱そうなその男が信じられない虐殺を行ったのです。

アイヒマンは魚座の太陽と土星が同座しているときの生まれなので

小柄なのかもしれませんし、また土星の影響もあり、ある意味バカ真面目なのかもしれません。

 

アーレントはその大虐殺について、「悪の陳腐さ」

「陳腐」という言葉を用いて、アイヒマンをプロファイリングしています。

 

 

 

アイヒマンが行った歴史上残る残虐な犯罪は、ユダヤ民族に対する憎悪やヨーロッパ大陸に対する攻撃心といったものではなく、ただ純粋にナチス党で出世するために、与えられた任務を一生懸命こなそうとして、この恐るべき犯罪を犯すに至った。

「悪とは、システムを無批判に受け入れることである」とまとめています。

 

システムを無批判に受け入れる悪。

これは普通の人が誰もが犯すことになってもおかしくない陳腐な悪なのです

 

ユダヤ人虐殺と安倍政権の嘘八百、

かなりの違いはあるかもしれませんが、しかし、上に言われたことをバカ正直に批判もせず、

自分の頭で考えることもなく、ただ出世したいがために、平気であるものをないと言い、嘘をつく官僚の体質。

アイヒマンとどこが違うのか?

 

 

また、コロナウイルス問題に関しても、上から言われたことを批判もせず、バカ正直に守ることで

ウイルスが広がり、国民の生活がマヒしてきているような気がします。

 

コロナウィルスは体温37.5度以上ないと詳しく調べなくていいという政府の決めたガイドラインにより

熱が37.4度あった人がいても調べなかった。

しかし、37.4度の人はコロナウィルスに発症していた。

 

ダイヤモンドプリンセス号で事務作業をしていた厚労省の職員二人が感染した。

同じ部屋で残り一名も作業していたというのに、発症していないという理由で、政府の決めたダイドラインの規定により、その後も引き続き勤務し続けた。

そして、その人も発症した。

それでもお役人は「ガイドラインに従ったので悪くない」というような発言だったので、

呆れてしまった。

 

新型ウイルスですから、根拠はあやふやなはず。

しかし、そのあやふやなことで決めたガイドラインというシステムをバカ正直に続けたことにより、

日本ではコロナウイルスがどんどん広がっています。

 

現在の日本政府、お役人様たちの無教養により、

国民は最大の危機に陥っているのかもしれません。

 

きっと政治家の先生方、お役人たち皆さまがお蕎麦屋さんできつねうどんを召し上がっていたら、

どこにでもいそうなおじさん、おばさんの風貌でしょうから

誰もそんな、偉い人だなんて全く気付かないでしょう。

 

しかし、その凡人に見える人たちが恐ろしいことをし続けています。

 

政権寄りの多くのリーダーたちは思考停止に陥り、アイヒマン状態だと言うことができるのではないかと思える今日の日本です。

 

ただ目の前の出世、それだけしか見えていない思考停止の人間たちにより、

日本は残念な方向に向かっています。

 

アーレントが生きていたら「日本、陳腐な悪がはびこっています」と言っているかもしれない。

あ~神様~

 

 

皆様もお時間あれば是非一度お読みくださいませね。

 

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