ヒラリー・クリントン(蠍座)の敗北スピーチに感動

2016年11月24日(木)6:08 PM

今年の大統領選挙、アメリカのメディア・ニューヨークタイムズ、CBS、CNNなどは、ヒラリー氏勝利と報道していましたが、私は大丈夫かしら?と不安に思っていました。
来年、2017年11月の大統領選挙であれば、たとえ「ヒラリー氏危険」とマスコミが伝えていても、星占いで「勝利100パーセント」と確信して、大声で、
アメリカ初の女性大統領誕生と言えたでしょう。
これには自信があります。星が言っているから。

しかし、今年は9月9日から大吉星・木星が天秤座入りし、
蠍座生まれのヒラリー氏には風が吹いていません。
あの一対一の討論会の時、ヒラリーリードの時は、愛と喜びの星・金星が蠍座運行していたので、ヒラリー氏に勝利の女神が微笑むのはわかっていました。
しかし、愛の星・金星が蠍座から抜けた途端、低迷していたトランプ氏(双子座)支持票が
殆どヒラリー氏に並ぶ勢いで伸びてきました。
アッと驚くの速さで、トランプ氏の票が伸びてきました。
アメリカンポストとABCニュースでは、11月1日に民間世論調査の結果を報告していたようです。
それはドラルド・トランプ氏46パーセント、
ヒラリー・クリントン氏45パーセントで、
トランプ氏が1ポイントリードしていたようです。

また、マイケル・ムーア監督(牡牛座)は7月の時点ですでにトランプ大統領誕生と予想していたようです。(もう一つの予想は4年もたないというものだそうですが)

9月9日から風の宮に大吉星・木星が進行したこともあり、
天秤座、双子座、水瓶座のツキは倍増しています。
双子座のボブ・ディラン氏もノーベル文学賞を受賞し、
水瓶座の大隅教授もノーベル生理学賞を受賞し、
あー、風の宮に風が吹いている。

そして、結果、トランプ氏が見事大統領の座に治まりました。

ヒラリー氏の敗北スピーチ、心に打たれました。
特に最後のすべての女性への言葉です。

同じ女性としてヒラリー氏にアメリカ初の大統領になってもらいたかった。
本当に、なってもらいたかった。

ここにヒラリー氏の敗北スピーチの一部をご紹介します。

「すべての女性、とりわけ今回の選挙キャンペーンとわたしに信頼を置いてくださった若い女性への方々へ、是非知っておいていただきたいのは、皆さんの声を代弁できたことは、これ以上ないほどのわたしの誇りです。
わたしたちは、いまだあの最も高いガラスの天井を打ち破るに至っていません。それは認めざる得ない。しかし、いつの日か、誰かがきっと、叶うならばわたしたちが考えるよりも早く。成し遂げてくれるでしょう。
それからこれはすべての少女たちへ。是非聞いてください。
あなたたちには価値があり、力強いことを決して疑わないでください。
あなたたちはこの世界のどんなチャンスにも、どんな機会にも、挑むことができるのですから。」

ガラスの天井を打ち破ることができなかったヒラリー・クリントン氏の無念、
アメリカでも無理なんだわ・・・・・・。
日本ではもっと無理?なんじゃないかしら?

先日11月17日、大卒女性の初任給が1976年の調査依頼初めて20万円台に乗ったことが厚生労働省が公表しました。
大卒男性はすでに2003年初任給20万円を超えていて、女性は遅れること、13年たって、
ようやく20万円になりました。

しかしです、2012年度の国民給与実態調査における報告だと、
20代では格差は殆どないけれど、
それ以降、男女差は広がるばかり。
その年の会社員の平均給与は408万円でしたが、
男性の平均は502万円、女性はなんと268万円です。
これでは、母子家庭では食べていけない、教育もできない。
いえ、普通の会社員の女性も生涯安心して暮らせるはずがない。

今年10月も世界経済フォーラムの各国の男女格差(ジェンダーギャップ)を比較した報告書の発表がありました。
日本は世界144か国中、111位です。
2015年、昨年は101位でしたから、またまた順位を下げました。
すごーーい。

女性首相が一人も誕生していないことも順位を下げた理由の一つであるそうです。
教育面では男女格差の差は縮まっているものの、専門的、技術的な分野では
男女格差は著しく拡大しているとの見方です。

日本は有力な父を持つ娘、有力な夫を持つ妻、有力な男に取り入った女、
未だ、その条件に当てはまる人しか力を持てないのかしら??

また、専門的、技術的分野でも、男女格差をなくし、真っ白な目で判断できる人物がいないことも、大きな問題ではないかと個人的には思ってしまいます。

その男女差はいったいどこからきているのでしょうか?

日本女性の頭の上にはガラスの天井ではなく、鋼鉄の天井があるとしか思えない事実です。

この鋼鉄の天井は誰が打ち破ってくれるのでしょう?

新・アメリカ大統領トランプ氏と一緒にゴルフして仲良し同盟を作りたいと思っている首相、我が国の首相は人に取り入り、ヨイショするのがうまいから外交はうまくいく。
そういっている政府上層部の人達の感覚はまるで昭和の成金社長??
と思えてしまうのは私だけでしょうか?

ガラスの天井、鋼鉄の天井も、女性たちの嘆きは、日本ではあと、100年、200年たっても上に立つ人には伝わらないかもしれませんね。

私の夢は、いつの日か星占いを信じて、自分を信じ、鋼鉄の天井を破ってくれる女性首相が日本で誕生することです。

あ~長生きしないと・・・。

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