大学も司法もマスメディアも・・・
音を立てて崩れてきている
大学、法律、マスコミ、出版、貿易、外国などを支配する星座である射手座に
凶星・土星が現在運行しています。
(正確には2014年12月25日から2015年6月15日、2015年9月19日から来年2017年12月20日まで土星は射手座を運行します。)
今年一年振り返ると、2016年射手座、土星の悪影響を受けて、大学もマスメディアも司法も大きく崩れたということができるかもしれません。
このところ報道されている一流大の学生による女子学生暴行事件、聞くに耐えないような残虐な犯行、犯している犯人が自分の息子だったら、犯されている被害者が自分の娘だったら、本当にやりきれない事件です。報道されたのはほんの一部であり、本当はもっと多くの事件が起こっているのではないかと疑いたくもなります。
女性を人間として扱うのではなく、モノとして扱うそのやり口、人間の尊厳という一番大事なものを知らずして入学し、卒業していく、そんな日本の大学生がいる。
なんて恐ろしい・・・。
大学側もしどろもどろの対応、どんな対応とっていいのやら、過去のマニュアルがないからわからないのでしょう。
大学は学ぶことが目的ではなく、大学は入ることが目的となってしまった頃から、堕落は始まっていましたけれど、こんなにも目を覆いたくなるような事件が次々と出てきたのにはびっくりです。
2018年問題は以前より騒がれています。
18歳人口が激減し、大学がつぶれるという問題です。
しかし、2014年、土星が射手座へ進行した時期には18歳人口はすでに118万人まで減少しています。
すでに2018年問題は前倒しでやってきているのではないかと思ってしまいますね。
大学が淘汰される時代、つぶれてしまう時代、それはとんでもないということで、
有名大学が生き残りをかけて挑んでいるのが優秀な人材確保のための英語入試、それからAO入試(アドミッションズ・オフィス)を増やしていくということだそうです。
天下の東大も、今年からAO入試を始め、77名が合格しました。
(そのうちの14名がAO義塾という塾に在籍していたということです。)
東大がAOを始めたことは、大学を暗示する射手座に土星が進行している年に行ったことですから、星占い的には「○」ではなく、「×」だったと思います。
日本の大学入試は2021年の春から東大を含めて、すべての大学で学校時代の観点的評価、入試面接などを含めたAO入試に切り替えられることが決まっているようですから、時代の流れとして、次第にそのような形になっていくことは必然的かもしれません。
しかし、今は、土星が射手座を運行中です。
今年の東大のAO入試は時期尚早だったのではないかと思えてきます。
「自分を平気で盛る人の正体」という本で、和田秀樹氏は(1960年6月7日生まれ・双子座)ペーパーテストの実力が高い人よりも、自分自身のプレゼンがうまい人のほうが大学に合格しやすい世の中になってきている。
と書いています。
そして、和田氏はアメリカにはAOのプロがいるとも書いています。
日本にもアメリカのように、実力があり、しかもプレゼンがうまい学生を自分の目で見抜くだけの力のあるプロの試験官が存在すればよいけれど、今はそんな試験管は存在していないように思えますね。
「スタップ細胞はあります。」で、多くの人達が騙されてしまったことを考えてみても、
あれだけ素晴らしい頭脳集団でさえ、盛る人には簡単に騙されてしまうのですから、
普通の大学の試験官では、良い判断ができるのかどうか・・・・
どう考えても無理ではないかと思ってしまいます。
AOを全国展開始める前に、嘘つきを見抜く力のある人、人間観察の鋭い人を試験管のプロとして育てるべきではないでしょうか?
いくら上手にピアノを弾いても、音楽のわからない人たちが審査員では、一番いい演奏をした人を選べるはずがない。
土星が射手座運行中です。大学の改革は2017年もしっかりしないとすべて悪いほうへ転がってしまいます。大学関係者の皆様には頑張って頂きたいものです。
司法も完全に壊れているのではないでしょうか。
この夏の選挙で投票しましたけれど、
私の一票は衆議院選挙では0.510票
参議院選挙では0.353票
一票に一票の力なしで、がっくりしました。
こんな状態が長く続いているというのに、以前として変わりなし。
選挙権とは=自分の幸せを追求する権利「幸福追求の権利」
なのに、私には半人前しか、幸せ追求する権利が与えられていないのです。
なのに税金、保険料はキチンと取られます。
おかしいのに、いつまでたっても一票にならない。
これって司法の怠慢、司法の堕落以外に考えられないですよね?
あなたの一票の重みを知りたいときは
http://ippyo.org
で知ることができますよ。
元エリート裁判官だった瀬木比呂志氏(刑事大学法科大学院教授)が小説の手法で司法の暗部を内部告発した小説「黒い巨塔 最高裁判所」(講談社)が話題になっています。
「長官のおっしゃる中道というのは、権力、政治、世論の力関係を見ながら適宜それに合わせて調整を図っていきというやり方だと思いますが、そういう機会主義的な行き方は、はたして司法にふさわしいものでしょうか」
「司法は、法の支配、三権分立、民主国家という観点から、国家の在り方を正し、それに確固たるプリンシパル、行動原則を提供するべきものではないでしょうか」
絶大な権力を誇る最高裁長官に盾突く主人公。
そして最高裁長官は言います。
「言葉をつつしみたまえ、君の言うことは一から十まですべて理想論だ。理想論で日本社会が動くなら、大変結構なことだ」
というようなことが司法の世界では常日頃起こっているということ。
理想なき裁判官。地位、お金だけを見て保身に走る裁判官。
これではいつまでたっても私の0,3票の軽さは変わらなさそうですね。
最後にマスメディアの残念なお話。
「ウォッチドッグ」世の中を監視する、チェックするのがマスコミの使命ですが、
土星が射手座入りしてから、日本はさらに政治とマスメディアが一体化されてきているように思えます。
メディアが権力に癒着することで、権力が腐敗し、暴走する。
アメリカ大統領選挙でニューヨークタイムズは有権者の心理を読み解くことがでなかったと言われています。
アメリカ国民の富裕層ではない人達は、ニューヨークタイムズを信じなくなっています。そしてニューヨークタイムズも国民の心がつかみきれない。
だから、最後までヒラリー・クリントン有利と報道し続けていました。
日本も安倍総理に逆らうような記事は書けないような雰囲気があると聞いたことがあります。
大手新聞社は政権に逆らうような思想の持ち主、好奇心旺盛でイキのいい人材は今後雇わず、普通の社員として雇った人間の中から文章を書くのが得意な人を選び、その人達に記事を書かせるようにする。
確かそのような記事を今年あるニュースで見つけました。
おー、なんてこと。
今年一年振り返り、あーとため息が漏れてしまうのは、私だけでしょうか。
これ以上恐ろしいことが続くことがありませんように、ただ、ただ祈るばかりです。