今年一番ショックだったこと
今年一番ショックだったこと。
私たちの住んでいる日本という国は、未だアメリカの軍部に占領されているということが判明したことです。
日本は半分主権国家だったということ。
日本は独立国ではない。
うっそーーーーー。
私は自分の国がアメリカやフランス、ドイツと同等の独立国家だと信じていました。
でも、そうではなかったのです。
これは真実です。
以下の本をお読みください。詳しく事情が書いてあります。
日本はアメリカの属国。僕。これは本当だったのです。(「知ってはいけない」隠された日本支配の構造 矢部宏治)
発売から二か月あまりですでに九刷発行ですから、相当数の皆様がお読みになっていると思います。
矢部氏は1960年生まれのノンフィクション作家です。
2010年6月に起きた民主党・鳩山政権の崩壊がきっかけとなり、
矢部氏は「なんだかおかしい」ということで調べていった先に、この答えにたどり着いたということです。
普天間基地の移設問題でマスコミから激しいバッシングを受け、あっけなく退陣に追い込まれてしまった鳩山政権。
私もあの時、「なんで?」と、ものすごく不思議に思いました。
理屈が通ってない。
周りの高学歴な方々、知識人の方々にも常識ある方々に「なんで?」と尋ねると
「当たりまえだ」
「それでいいんじゃないの」という答えしか返ってきませんでした。
しかし、私は納得いきませんでした。
「おかしい」「それは答えになっていない」
今年、森友、加計問題勃発。
国民を欺くような出来事があったというのに、安倍政権は退陣に追い込まれるどころか
先の選挙では勝利した。
アメリカ大統領に逆らわず、アメリカの望みを叶えてあげる総理大臣であれば長持ちして、アメリカに逆らうような総理大臣は消されてしまうのです。
消されるなんて、まるで映画だわ。
でも、それが現実にも行われているのです。
おーー、コワッ。
実は日本とアメリカには密約があります。
1951年9月8日、平和条約や旧安保条約と同時に交わされた
「吉田・アチソン交換文書」というものがあります。
「日本は独立後も占領下で行っていた米軍への軍事支援を継続します」というものです。
その結果、現在に至るまで日本は、アメリカへの戦争協力を条約で義務付けられた世界で唯一の国となっているのです。
世界で例のない異常な状態。それが戦後永遠に続き、現在に至っています。
対米従属の根っこはそこにあったのです。
吉田首相(1878年9月22日生まれ・乙女座)がアメリカと平和条約締結するためにサンフランシスコに飛んだ66年前、1951年9月8日、
涙の吉田首相は何故一人でサインしたか?
以下の発言があったそうです。
吉田は「星島くん、池田くんに頼めば署名してくれるだろうが、安保条約は不人気だ。政治家がこれに署名するのはためにならん。おれひとり署名する」と語った。
こんなひどい契約書にサインするのは自分一人で十分だ。ということだったのでしょう。
だってこんな密約の条約も交わしたんですものね。
吉田茂首相の1951年当時の運勢を見てみると、太陽乙女座の29度ラインにほとんど大凶星・土星が合。約33年に一度の大不運のときとなっていました。
吉田首相がいかに屈辱的で辛かったか、悔しかったか、重苦しい気持ちであったか、生涯の汚点だと思ったことか・・・・想像するにあまりあります。
「日米合同委員会」というものがあり、月に2度ほど、隔週木曜日の午前11時から外務省の施設、または米軍基地の会議室で在日米軍のトップ7名と日本のエリート官僚6名が秘密会議を行っているそうです。
軍用ヘリが隔週木曜日、六本木のヘリポートに降り立ち、そこから軍人たちは南麻布の会議室に向かう姿は2016年、報道ステーションで放映されたそうです。
そこの会議で決まったことは外部に公表する義務はなく、ノーチェック。
秘密会議で決まったことは、日本の国会よりも、憲法よりも、上位の存在ということです。
日本の官僚が忠誠を誓っているのは、日本国民にではなく、米軍に対してなのです。
(もちろん、そのことを知らない官僚もいらっしゃるでしょうから、日本国民のために尽くしたいと思い働いてくださっている方も沢山いらっしゃるでしょう。)
以前アメリカ大使館の公使スナイダー氏が、この日米合同会議の存在を知り、
米軍の軍人が、日本の官僚に指示を与えるなどは「極めて異常なことだ」と
怒ったことがあったそうですが、その怒りも圧力で消されてしまったようです。
ブッシュ政権のときの国務長官だったコンドリーザ・ライス(1954年11月14日生まれ・蠍座)でさえ、日米関係をおかしいと思っていたそうです。
なんだか読んでいるうちに、ガーーーッカリ、「やっぱりへんだと思っていたわ」という気持ちと「だから、どうしたらいいの?」という気持ちと、実に複雑な気持ちに陥りました。
皆さまもそう思われるでしょう。
秘密会議がある国に住んでいるからと言って、とりたてて、平民の生活に大きな影響は今のところないのですから、そんなこと考えなくていいんじゃないの?と、そこから逃げてしまいたい気持ちも高まります。
しかし、同じ人間、同じ国民に対して差別をしないはずの日本国憲法が機能していない。
この歪んだ日本国の状態を知ったからには、私たち母親は次の世代にも知らせていくべきかもしれません。
自分の生まれた国が、自分の愛する人たちの住んでいる国が、現在、どのような状況下にあるか、どんな国であるのか、真実を知る権利は誰にでもあり、そして知ったからには自分の愛する人たちにも伝えていきたい。
たとえ、どうにもならないことであっても、
それが大人として生きるということなのだから。
真実から目を背けてはいけないのではないでしょうか。