「世界の針が巻き戻るとき」目からウロコの一冊でした

2020年05月24日(Sun)23:26

「世界の針が巻き戻るとき」目からウロコの一冊でした

 

「世界の針が巻き戻るとき」マルクス・ガブリエル氏(198046日生まれ・牡羊座)の本は題名が面白そうで読んでみました。

新進気鋭の若き哲学者の書いた本ですから、哲学の部分は「エッ?何?」と

理解不能になったところもありますが、実に斬新、目からウロコ、面白い本でした。

「価値の危機」「民主主義の危機」「資本主義の危機」「テクノロジーの危機」その4つの危機に共通する「表象の危機」について書かれていますが、内容はワクワクするようなものの連続で、とにかく刺激的でなかなかない面白い本でした。

 

 

 

毎日非難されているトランプ大統領のイデオロギーは理にかなっていると言ってみたり

アメリカはとんでもなく保守的であると言ってみたり

世界の歴史の中で一番人を殺している宗教はキリスト教だと言ってみたり

その宗教よりも有害なのが近代、現代科学だ、

近代科学ほど人を殺したものはありませんと言ってみたり

イギリス首相のボリス・ションソンをオバカでただの小者と言ってみたり

GAFAは私たちをただ働きさせていると言ってみたり

日本はやさしい独裁国家であると言ってみたり

ドイツはガソリン自動車を発明したから、人類滅亡への多大な貢献をしたと言ってみたり

フランスの民主主義はなかなかうまくいっていると言ってみたり

 

 

牡羊座生まれらしく、歯に衣着せぬ言葉で云いたい放題で気持ちいい。

すべて的を射ていると思います。

 

12星座のトップの星座、牡羊座生まれは何事も早いのです。

とにかく十代がとても大事で、誰よりも早く開花していく運命です。

その通り、ガブリエル氏はなんと史上最年少の29歳で、200年以上の伝統を誇る、ドイツのボン大学の正教授に就任しました。

 

 ガブリエル氏牡羊座生まれ

 

太陽は牡羊座、月は射手座、獅子座に火星と火の宮で幸運の第三角形が形成されている時の生まれなので、生まれつきツイている人です。

人を育てるには情熱がいります。

牡羊座はとても熱い人、だから教育者には向いています。

この本の中でもガブリエル氏は大学について教育について熱く語っています。

 

「すべての学問分野は、同じ一つの目標を持つべきです。その目標とは人間、そして人間の幸福ウェルビーイングの条件を理解することです」

 

物理学者は人類に甚大なダメージを及ぼしてきました。そろそろ物理学は本当に人類の役に立つことをする必要があると思いますと。

 

現在就活中の牡羊座の御子息、ご息女がいらしたら、教育関係は良いかもしれません。

これからの時代、どこの国でも何が大事と言っても人を育てること、教育が一番大事になるからです。

また、何か社会貢献したいと思っている紳士淑女の皆様、高齢の牡羊座の方々も、

牡羊座生まれであれば「先生業」が一番あっています。

熱血弁護士、熱血刑事なども向いています。

 

さて、最近の調査では私たちは一年間のうち、約4ヵ月もネットをして過ごしているそうです。

わーーーー、そんなに長いこと・・・・・恐ろしや・・・。

そのインターネット、デジタルテクノロジーというものは人類壊滅の悪の力だとガブリエル氏は言います。

そして人工知能が人間にとって代わる日など来るはずがないと言います。

何故ならインターネットの本質は「月並み」

これに尽きるからだと言います。

 

たとえば私たちが美味しいフレンチの店を知りたいと思い、ネットで探すとすぐにわかります。

しかし、その店が本当に美味しいかどうかはわからない。

それはインターネットがただの統計だからです。

統計とは真実ではない。

人はみな間違いを犯す、そしてその間違えをベースにマシーンは答えを出す。

オンライン検察でアルゴリズムがビッグデータの中から月並みな結果を探す。

インターネットはただそれだけのものだということで、真実ではない。

マシーンという言語はギリシア語のmechanismが語源であり、

これはmechaneトリックという意味だそうです。

 

だからマシーンが知能になることは断じてあり得ないそうです。

 

ガブリエル氏は倫理を学科として確立せよと言っています。

すべての企業に倫理の専門家を雇わせ、資本主義を招請すべき。

企業には数字の専門家はいますから数学的思考、統計的思考はどの会社も十分にできている。

カリフォルニア州の企業には倫理学者を置いているところもあるそうです。

資本主義の危機を解決するには、倫理学者の力が必要であり、

本当にモラリティを売っている会社になれば、その会社は持続可能な超巨大企業になるのです。

権力者、政治家、文部科学省の人たちなどみな、科学者のところへ行って意見を仰ごうとする。

企業だったら経済学者に意見を仰ごうとする。

しかし、それら専門家のアドバイスはでたらめだと言います。

道徳は教えるか否かの問題ではなく、教えることが必須なのです。

 

彼は本当にいい人たちが多くいないと、いい世界は作れないと言っているのだと思います。

 

科学だ、経済学だ、テクノロジーだ、5G、宇宙だといろいろ新しい魅力あることは沢山あり、世の中は21世紀になりスゴイスピードで進化しているような思えても、

最終的に人類を幸せにすることのできる学問、ものでなければ意味はない

科学の進歩が人類を救うという迷信と闘わなければならない

だそうです。

 

そのために「倫理」が大事だと。

会津藩の「ならぬものはならぬものです」

 

これがやはり、世界を危機から救う基本になるのだと思います。

 

プロレスラーの木村花さん(1997年9月3日生まれ・乙女座)がネットで誹謗中傷を受け、自殺されました。

ネットに倫理がない限り、ネット殺人は後を絶たないかもしれません。ご冥福をお祈りします。

 

牡羊座のガブリエル氏、今年まだ40歳です。

熱いハートでこれからも沢山人類にとって大事なことを教えてもらいたいものですね。

 

 

 

 

 

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