「地球に住めなくなる日」を是非お読みください

2020年03月29日(Sun)17:56

「地球に住めなくなる日」を是非お読みください。

 

「地球に住めなくなる日」ディビッド・ウォレス・ウェルズ著

これを読んだら、全く言葉が出なくなります。

どうしていいのかわからない・・・・。

だけど今後ますます世界の状況は悪化することだけは確実にわかります。

是非皆様、ご一読してくださいませ。

グレタ・トゥーンベリさん(山羊座)が激怒するように、

あなたの心の中にもどうしようもない怒りがこみあげてくるはずです。

 

 

地球温暖化により、気候変動の激しさは日を追うごとに激しくなります。

今回のコロナウィルス感染症問題は、世界中が大騒ぎではありますが、

この気候変動問題を前にしたら、スプーン一杯のアミューズ、

小さな前菜みたい事件かもしれないのです。

 

そう、前菜です。

本当のメインディッシュの事件はまだこれから、確実に出てくるのですから。

 

私もはっきり言ってこれを読むまで、温暖化と自分の生活はそれほど関係ないと思っていました。

遠い北極や南極の話だと思っていました。

そう、無知でした。

でも、地球温暖化は私たちの祖父母、そのまた両親、祖父母と歴代の先祖たちのやってきたことが原因で問題になっているのではないということがわかりました。

今から75年前、1945年頃から私たちがどんどん化石燃料を燃やし、国を豊にし、生活を便利にしてきたことが原因で、地球温暖化が劇的に進み、破滅寸前の地球になっているということが以降に起きているということがわかったのです。

犯人の一人は私だったのです。

 

2017年に発生した大型ハリケーンは50万年に一度という記録的豪雨をもたらしました。

20187月の西日本豪雨では120万人に避難勧告が出て

8月のインドのケララ州では100年ぶりという大洪水が起きました。

10月のハリケーンではハワイ諸島の小島である無人のイースト島がたった2日間で消滅、

現在オーストラリアの山火事が猛威を奮っていますが、

このような豪雨、広範囲に及ぶ記録的な火災が、今後は新しい常識、当たり前のことになってしまうのです。

つまり、今まで正常とされていたことは終焉した。

ということだそうです。

 

地球が温暖化すると北極の氷が融ける

氷が減ると太陽光線が反射されずにそのまま吸収される

海水温が上がれば海水の二酸化炭素吸収量が減って温暖化はさらに進む。

北極圏の永久凍土が融けると、内部に閉じ込められていた1兆8000億トンもの二酸化炭素が放出される。

今、大気中に存在する二酸化炭素の2倍以上だ。

気温が上がると山火事が増え、樹木が燃えて二酸化炭素の吸収はますます減っていく。

世界自然保護基金のデータによると、この40年間で世界の脊椎動物の半分以上が死滅したという。

ドイツの自然保護区の調査では、飛翔昆虫の数がこの25年間で75パーセント現象したという。

私が子育てしている間に、飛翔昆虫の7割以上が消えていったんだ。

信じられないかもしれないけれど、土、地面の土も毎年750万トン消失している。

アマゾンでは100年に一度と言われている大旱魃がこの5年間で2度も起きている。

昔は100年に1度しか起こらなかった災害が10年、20年の割合で発生する。

 

 

アルゼンチンのペリト・モレノ氷河

 

2030年までにエアコンの数は世界で7億台増えるという予測がなされている。

2040年までに気温が1.5度上昇すると言われている。

パリ協定が2015年に採択されて世界の国が地球の平均気温上昇を2度未満に抑える努力をすると誓ったのにも関わらず、2017年には二酸化炭素の排出量が1.4パーセント増加している。

地球の気温を平均2度下げるには、向こう70年間、二酸化炭素回収プラントを1日、1.5カ所の割合で新設しなければならない。

2018年の時点で、そのプラントの数は世界でたったの18か所しかない。

 

オーストラリアのグレート・バリア・リーフのサンゴ礁は2017年には半分が死滅、

2030年、後10年後には世界のサンゴの90パーセントが脅威にさらされる。

それなのに沖縄では美しいサンゴ礁が破壊されている。

 

2050年、30年後にはインドネシアのジャカルタは水没する

さして地球の温度が2度上昇してしまうと、

海面上昇となり、上海、香港、ムンバイ、マイアミ、マンハッタン、モントリオール、ロンドン、フロリダの97パーセント、サンフランシスコ、サンラメント、ニューヨーク、ヒューストン、シアトル、ブエノスアイレス、ブリュツセル、コペンハーゲン、ストックホルム、ダブりン、サントペテルブルグ、ドバイ、ドーハなどの都市が水没の危険

 

大気汚染により、人間の知能も低下するそうで、

ADHDと自閉スペクトラム症とも関係していると言われています。

また、コンピューターによる革命が起きて、人類の生産性は上がったはずなのに、

この10数年むしろ賃金も生産性も上がっていないことに、経済学者は首をかしげているそうです。

その理由として気候変動のせいで人間の認知能力の低下が原因だと言われています。

 

マイクロプラスチック問題など最近とても話題になっていますので細かなことは書きませんが、2050年にはプラスチックの生産量が今の3倍に増えていると言われます。なんて恐ろしいこと。

ビットコインの取引が大西洋を100マン回横断するのと同じくらいの二酸化炭素を排出していることも忘れてはならない。

 

さてこの原稿を書いている手を休めて、ぼーっとテレビ録画を見ていたら、

なんと偶然この番組となりました。

  

2016年国連平和大使に任命された俳優ディカプリオ氏(蠍座)

カレの「地球が壊れる前に」ナショナル・ジオグラィックTV(アメリカのTV)の中の

インドの科学環境センター所長であるスニタ・ナラインさんの言葉が印象的でした。

「あなた方の犯した罪は、今後我々も犯します」

 

この言葉に経済の発展、人間の豊な生活を求めていく気持ちは誰にもでもあり、

先進国の人たちのしたことを、後進国の人たちはしてはならないとは、

誰もいうことはできない、止めることはできない

だからどうするの?と私たち罪人は常に考えなければならないのですね。

 

話は本に戻りますが、

最後に感染症のこともしっかり書いてあります。

 

2005年、今から15年前ですが、32000年前の極限環境微生物が生き返ったそうで、

2007年には800万年前の微生物を蘇生させることに成功、

2018年には42000年前の永久凍土から線虫が息を吹き返したそうです。

アラスカではスペイン風邪の病原菌もしぶとく眠っているそうで、

2016年には炭疽菌が復活し、シベリアで住人20名と少年、そしてトナカイが炭疽菌感染で亡くなったそうです。

地球上でまだ発見されていないウィルスは100万種あり、

細菌となればさらに多いそうです。

人間の体内にいる常在菌で正体がわかっているのはわずか1パーセント。

残り99パーセントのことは全くわかっていない。

 

もうもう、あまりのひどさに頭が痛くなるような内容です。

これほど地球人にとって大事なことであるのに、

何故多くの人たちに理解されないかという理由に

気候崩壊はとてつもなく規模が大きく、その脅威はあまりにも強烈なので、

私たちは思わず目を背ける。それは太陽を直視できないのと同じだ」

と作者は書いています。

 

コロナウィルスはまだアミューズ、これからちゃんとした前菜が出てきて、

スープ、その後お魚料理、肉料理・・・・・・と続く恐ろしい道がスタートしている。

100年後はどうなることか・・・・。

 

それを考えるのが「政治」ではないの?

著者であるウェルズ氏も政治の弱体化を嘆いています。

 

私たちにできること、それはたった今、自分の生活の幸せだけ考えているような

ちっちゃい政治家を選挙で選ぶのではなく、

100年先まで考えられるようなスケールの大きな人に投票する。

たとえ顔は悪くても、ちゃんと頭を使って考えている人を選ぶ。

それしか方法はないのかもしれません。

 

100年先まで考えられるような子供たちを育てる。

それが私たち大人の務めでもあるかもしれません。

 

 

 

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