[:ja]日本は民度がすごく劣化した。[:]
日本は民度がすごく劣化した。
それにもかかわらず、本屋では「日本が最高だ」という本ばかりで、
僕はいつも気分が悪くなる。
「日本が最高だった」ならわかるけど、どこが今、最高なのでしょうか。
私はそんな日本についてあきれ果てているけれど、絶望はできない。
この国がつぶれたら、企業も個人も将来はないのですから。
だからこそ、大改革する以外に道はないんですよ。
まずは国の歳費を半分にして、公務員などの人員数も半分にする。
それを2年間で実行するくらいの荒療治をしないと。
今の延長線上では、この国は滅びます。
邱永漢さん(牡羊座)も亡くなる前に、日本は政治家と生活保護者の人だけになる
そう言っていました。
参議院も衆議院も機能していないので、
一院制にした方がいい。
もっと言えば、国会議員もあんなに必要ないでしょう。
町会議員とか村会議員もそう。
選挙制度から何から全部改革しないと
とんでもない国になります。
これは、私の意見ではありません。
昨年ファーストリティリング、ユニクロの会長兼社長の
柳井正氏(1949年2月7日生まれ・水瓶座)が昨年秋ある新聞のインタビューを受けたときのメッセージです。
柳井氏は日本の現状に激怒していたといいます。
柳井氏は水瓶座の生まれで、理想主義者であり、常に自分のことではなく、
世界に目がいくコスモポリタンです。
火星も水瓶座に位置、太陽と同座していることもあり、
リーダーシップのとれる人、決断力のある人、スピーディーに物事を考えて実行する人でもあります。
また、天王星が双子座、勝負の室に進行していて、
斬新なアイディアの持ち主でもあります。
月は牡牛座に位置しているので経済観念も素晴らしいものがあります。
そんな世界人、地球人である柳井氏からみると、日本は何をやっているんだ!
と怒りたい気持ちでいっぱいになるのでしょう。
とてもよくわかります。
先日、環境大臣の小泉進次郎氏(牡羊座)に山羊座生まれの赤ちゃんが誕生。
それはおめでたいことでした。
しかし、育児休暇をとるということです。
なんていうことなんでしょう。
オーストラリアの火災、メルボルンの街が煙で充満しているのが目に入らないのでしょうか。
地球の環境問題は待ったなしの状態であるのにもかかわらず、
自分の家庭の育児を優先するという、信じられない政治家。
昨年なくなった国連弁務官を長くされ、世界から尊敬され愛された緒方貞子さん(乙女座)は
「日本というのは、世界の中にいない。日本は全体の中にいないんです。いつも日本は世界のことを外から見ている。日本は立派な国になりたいと思ったけれど、自立できなかった」と嘆いていらっしゃいました。
小泉氏環境大臣もその一人、世界の温暖化は日本、自分のことではない、
だから真剣に取り組まない。
政治家というのは、自分の家庭も犠牲にしてでも国民のために働くものではないのでしょうか?
私は政治家とはそういうものだと信じていました。
しかし、小泉氏のように、現代の政治家というのは、アイドルみたいに自分の家庭をアピールして、マスコミに沢山私生活の良い部分を提供して人気集めすればいいという職業になってしまったようです。
あり得ない。
地球温暖化はまったなし、
2030年までに1.5度上がった場合、地球は壊滅的な被害を受けると予想されています。
ということは、たった今でも二酸化炭素の排出量を減らさなければならないのです。
ということは後、10年しかない。
そして今年も、もう1か月が終わろうとしている。
何故、日本国民はきちんと働かない政治家を野放しにし、雇っていなければならないのでしょうか。
実行力もあり、世界から日本を冷静に見ることのできる柳井氏、世界を舞台に成功させた事業もあり、立派な経営者です。
日本に必要なのは、実行力のあるリーダーなのです。
芸能人まがいの政治家なんていらない。
柳井氏に総理大臣になってもらいたいと思ってしまうのは私だけでしょうか。
トランプ大統領は世界715位のお金持ち
柳井氏は世界57位のお金持ち
アメリカのトランプ大統領にもきちんと物申せる日本人は、
柳井氏しかいない。
アメリカの赤字をビジネスマンのトランプ氏が治療するなら、
日本の赤字もビジネスマンの柳井氏が治療するのが一番いいと思ってしまいます。
今年も怒りの幕開けとなりました。
あ~
2030年にも気温が1.5度上昇する可能性があるとの報告書が発表された/Mario Tama/Getty Images
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