[:ja]川野祐司先生の「どうなるイギリス?EU脱退後の経済と社会」[:]

2020年01月31日(金)11:26 PM
[:ja]

川野祐司先生の「どうなるイギリス?EU脱退後の経済と社会」

 

 

日本時間の21日、朝の8時、イギリスがEU離脱します。

東洋大学経済研究学部教授の川野祐司先生(獅子座)の、

「どうなるイギリス?EU脱退後の経済と社会」という話を聞いてきました。

 

 

 

イギリスは病院で、長時間並んでいると順番に無料で治療が受けられるそうで、

救急車で運ばれたとしても、順番待ちだそうです。

そのためいつも病院には長蛇の列ができていて、

医者、看護師不足が目立つそうです。

それは何故かと言うと、移民のポーランド人がたくさんイギリスに入ってきて、

その人たちも労働者なので、病院の列に並べは治療が受けられる。

そのため、イギリス人はポーランド人がいるから、

自分たちは治療を受けることが難しいのだと怒っているそうです。

イギリス人の人口は6500万人で、ポーランド人の移民はたかだか100万人くらいだそうですが、イギリス人はだから、移民はけしからんと思っているそうです。

 

また、イギリスは島国なので、排他的水域がたくさんあり、

北の方では手ながエビがたくさん獲れるそうです。

しかし、EUに所属していると、スペイン、フランスなど他国の船が排他的水域に入ってきて、漁業をするので、イギリス漁民の捕獲高が減るそうです。

それで、多国の船が自分たちの魚を奪っていくと激怒しているイギリス人たちがEUを離脱したいと思っているそうです。

 

 

 

しかし、川野先生は、イギリス人は手ながエビは食べません。

手ながエビを食べるのは、フランス人やスペイン人なのです。

今度、捕獲量は増えても、輸出するときに関税がかかってくるので、売れなくなって困るのでは?と心配されていました。

 

 

 

こんな話を聞くと、どこの国も似たようなことでトラブルがあるのねぇーと

溜息が出てしまいますね。

 

イギリスは今のところEUの中でも若い人たちの失業率は低く、経済も順調に伸びているので、だから離脱しても大きな問題はないけれど、実はイギリスでは大学出は一番仕事がないそうです。

一番仕事があるのは、中卒出の人たちで、次に大学院出の超エリート、大学卒はそのへんにごろごろいて、仕事に就けない人も多いそうです。

また、日本も似たような傾向があるそうですが、女性の就職率のほうが高く、男性のほうが失業率は高いそうです。

そんなこともあり、今は大丈夫だけれど、何年もしたら、大きな戦力にかけてしまい、

今までのような発展は望めなくなるのでは?という危機はあるらしい。

 

イギリスは今後知的で優秀に人材を集めて高度技術革新をしていかないといけないけれど、しかし、なかなか今のイギリスに魅力を感じて、高学歴の大学院出のエリートが落ち着いて働いてくれないという悩みがあるそうです。

脳力の高い人にとってみると、イギリスは魅力的ではない国になりつつあるそうです。

 

ほおー、なんだか日本にも似ているのではないかしら?

日本も超エリートは少なくなっていると言います。

頭に良い博士は中国、アメリカに引き抜かれていってしまいますから、

イギリスも似たような傾向はあるようですね。

 

毎年EUは改革案を加盟国全部に要求するそうで、

国の改革ができていない国に対しては、ずけずけと注文をつけたり、

政策に口を出してきたりするそうです。

「何故それが実行できないのですか?」と厳しく強制してくるそうです。

それはまるで、アメリカが日本に厳しく押し付けてくるような感じと似ていると

先生はおっしゃっていました。

 

しかし、それがあるからこそ、加盟国は真剣に「改革」と向き合い、

常に進化していくことができるのだけれど、

イギリスは加盟国から離脱するのですから、今後、誰もイギリスに対して注文つけることができないので、その辺は実に心配だと先生はおっしゃっています。

 

でも結局のところ先生はEU離脱しても、イギリスの価値は下がることはなく、

あまり大きな低迷はないのではないかという結論に至っています。

 

なーるほど、先生のお話を伺っていると、なんだか、イギリス国民も日本人もたいして違いがないように感じますね。

 

しかし、ヨーロッパの人たちと日本人には決定的な差があるそうです。

川野先生のお話はここからが一番面白かったですね。

環境汚染の話です。

2000年代から、ヨーロッパではCO2の環境問題をはずしては語れない状況になっているそうです。

 

日本では環境大臣からしてあの程度なのですから、全くヨーロッパから見ると、

なんて遅れている人たちなんだと思われてしまっても仕方ないですね。

 

日本の企業が「環境のために木植えました」とか、「環境の悪いところの子供たちのために、〇〇しました」とか支援しているけれど、

そういうことは、ヨーロッパでは環境汚染のための活動をしているとは、

みなされないそうです。

ヨーロッパでは本業の中で、本業の活動の中で、どのくらいCO2を減らすことができたのか。これが問題となるそうです。

 

日本人の発想だと、公害をまき散らす煙突があったら、

その煙突に空気清浄機をつけて、空気をキレイにするということを考えます。

しかし、それはコストをかける、コスト高になるということで×

ヨーロッパの発想は、煙突から公害出さない工夫をする。

そしてコストを減らす。

それがヨーロッパの考えだそうです。

 

うーーん、すごい。

この基本的な考えの違いを知ることができて、

とても良かったと思いました。

これからはESG企業ですね。

 

星占いでみると、エリザベス女王(1926421日生まれ・牡牛座)の太陽に昨年から天王星が大接近しています。

エリザベス女王にとってみると、約77年ぶりの大改革の時に突入しています。

なので、イギリスは迷走しているのでしょうか?

 

 

 

現在のボリス・ジョンソン首相は1964年6月19日の双子座生まれ。

この4月からツキアップする双子座です。

また、双子座はいくつものことを同時進行させることの能力の持ち主です。

イングランド、アイルランド、スコットランドなど、いくつものイギリスをとりあえず、

しっかりまとめてくれるよう祈りたいものです。

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