あ~選挙

2017年10月20日(金)12:39 AM

あ~選挙

 

オーストリアでは今月、なんと31歳になったばかりの若きイケメン首相が誕生しました。

15日のオーストリアの議会選挙でセバスティアン・クルス氏(1986827日生まれ・乙女座)が欧州で最も若い首相に選ばれたのです。

個人プログラムではあと3年すると黄金期に突入しますから、

これから世界で一番活躍してくれるリーダーとなるかもしれません。

 

一般教育中等部・高等部の教師である母と高等工業専門学校の教師であった父との間に生まれ、現在も在住するウィーン第12区マイトリンクで育った。1992年から1996年までウィーン・リースリンクのアントン・バウムガートナー通りの小学校に通い、エアルガッセのギムナジウムへ進学し、大学入学資格を取得した。そして2004年から2005年まで、陸軍で兵役に就いた。兵役を終えた後、ウィーン大学法学部に入学し、未だ在学中である。

とウィキペディアには出ています。

国連で122ヵ国をまとめ核禁止条約を成立された立役者とも言われています。

 

クルス首相はごく普通の家に生まれ、ごく普通の教育を受けた若者です。

日本のように、父親、祖父が政治家、母の親族が政治家など、コネばかりの中から誕生した首相ではありません。

普通の人が国の一番上に立ったのです。

 

でも、わが国は、残念ながら普通の人は虐げられ、夫が政治家、父が政治家、過去は名前の売れたプロアスリートやヒット曲出した歌手?

そういう人しか政治家にはなれない国のようです。

オーストリアが羨ましいですね。

 

普通の人がちゃんと評価されるシステムが、音楽の都ウィーンではちゃんとあるのです。

 

そう隣のパリでは、世界で初めて人権を叫んでパリ革命が起きたのですから、

やはり、ヨーロッパは日本よりも成熟しているし、進化している。

普通の人がちゃんとしている。

普通の人がちゃんと人の上に立てる。

羨ましいですね。

 

先月29日には「一票の格差」をめぐり、最高裁大法廷が合憲と判断を下しました。

格差があるにも関わらず、「合憲」です。

それは違憲だと判断した裁判官は15人中、たったの4人でした。

私たちにはそもそも人権など、与えられていないようですね。

ずいぶん軽く見られているものです。

これがアメリカなら大変な騒動でしょう。

ニュージャージィー州のクリフサイドバーク高校はヒスパニック系が多く、授業中に、スペイン語を話していることが多々あるそうですが、そこで女性教師が怒りをこめて?スペイン語を話している生徒に向かい

「アメリカ軍の兵士が戦っているのはあなたたちがアメリカ語を話すためで、スペイン語を話す権利のためではない」と言い放ったところ、生徒たちが「人権無視」だと言って教室から去っていったということ。

学校ぐるみの騒動に発展したそうです。

 

アメリカでは高校生でも人権を理解し、人権が害されているということがわかれば

しっかりと自分の権利を主張します。

そういう国がアメリカです。

人権をしっかり主張する国民の国と、人権侵害されても感じない人の多い国民の国が同等のお友達になれるとは、私はとても思えないのですが・・・・・。

皆さまどう思われるでしょうか。

 

そうそう、選挙のときに裁判官の〇×があるけれど、

一体どんな結論を出した人なのか、私たちは全く知りません。

食べてもいないパンを美味しいか、美味しくないか、判断しろと言われているようなもので、あの審判もいかがなものかといつも思いますが、

もう何十年も全く変わっていない。

誰もおかしい?とは思わないのでしょうか?いったいこんなこといつまでやる気なんでしょうねえー。

不思議な国、日本です。

 

政見放送では自民党の安倍首相(乙女座)が叫んでいます。

「この国を守りぬく」

「は?」

あまりの言葉の軽さに、呆れてしまうのは私だけでしょうか?

「守る」ってどういうことだか知っているの?

北朝鮮のミサイルが飛んでくる。と、さんざん脅しておきながら、

選挙なんかのんびりしていて・・・・。

誰が?守るのでしょうか?

 

自分で自分の国を本気で守るつもりであれば、こんな時期にのんびり選挙なんかするはずがないでしょう。

アメリカからたくさん兵器を買うとトランプ大統領と約束?してしまったから?

とりあえず北朝鮮が攻めてくる危険があるということで、

都合よく防衛費を釣りあげて、アメリカから武器を買う言いわけを作りたかったのでしょうか?

 

あーあ、私たち騙されているの?

それにしてもひどいです。

先日、青森県の三沢基地に配備されることになっている航空自衛隊のF35戦闘機がなんと未完成で、赤外線ミサイルの搭載できないので、緊急発進の任務につけないことが明るみに出ていました。

こんないい加減な買い物して、あまりの愚かさに驚きを隠せません。

 

オーストリアの若きクルス首相は言いました。

「この国に変化の時がきた。今日、この国を変えるよう強い要請があったということ。これを可能にしてくれた皆さんに感謝する」

 

日本も変わるときは来ているのではないかしら?

雨でも台風でも選挙に行って欲しいですね。

 

戦争は絶対にしてはいけないと思っています。

守るという理由で核を持つこともいけないと思っています。

持てば使うことになる。使わないのであれば持つ必要はない。

日本も戦える国にしたいと言うのであれば、

自分が拳銃を持ち、相手を殺すことができるのか。

それをまず自分に問いたいものです。

戦争という理由で、平気で人を殺せるのか?

自分の愛する子供たちを戦争に行かせ、殺人者にさせることができるのか?

「イエス、殺せる」「イエス、行かせることは平気だ」

そう答えられない人は、日本が軍備することに反対しなければならないのではないでしょうか?

 

戦争になれば私たち、普通の人たちが一番の犠牲者になるのです。

政治家の父を持つ人、政治家の人たちは誰も人を殺さないのです。

殺しに行くのは、私たち、一般庶民なのですから。

 

今回の選挙は大義なき選挙ですが、

防衛についてはしっかり考えて一票を投じたいものですね。

 

 

 

 

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