小泉進次郎さん、今度は食品ロスに力を入れてくださいませ
小泉進次郎さん、今度は食品ロスに力を入れてくださいませ
農水大臣に小泉進次郎氏(1981年4月14日生まれ・牡羊座)が就任してから
あれよあれよという間に、お米の値段が下がりそうな気配です。
5キロ2,000円代まで下がるのでしょうか?
小泉進次郎さんは牡羊座生まれなので、今月5月は幸運の女神・金星が牡羊座の頭上を進行しています。
牡羊座はスピードが命の星座です。
26日に土星が牡羊座に進行しましたが、小泉氏は牡羊座の太陽23度で最後のほうの生まれなので、土星よりは現在頭上進行している金星の恵みを十分に受けている感じですね。
金星がぴったりと小泉氏の頭上に輝くのは5月31日です。
その日には「でかした」というようなことがあるかもしれません。
また牡羊座の金星は6月6日まで進行しているので、その日までは小泉氏は
前進あるのみでお米大臣として頑張ってくれることでしょう。
それはそれで期待したいところなのですが、
「私たちは何を捨てているのか」 ちくま新書
井出留美(1967年3月11日生まれ・魚座)を読み、
2019年12月にスペインで開催されたCOP25で、小泉進次郎氏が
日本国を代表して、化石賞を受賞したことを思い出しました。
化石賞(英訳:Fossil Award)とは、地球温暖化対策に前向きな姿勢を見せない国に対して、皮肉を込めて授与される賞です。
日本は二度もこの不名誉な賞を受賞しています。
本日ケータイのニュースを見ていて、びっくりしたことがありました。
スイスの村が温暖化で氷河が崩れ、土砂崩れとなり
集落一つがまるごと被害を受けたというニュースです。
今月28日午後、スイス南部のブラッテン村の近くにある氷河の一部が崩れ落ち、集落を襲い、村の約9割が氷や土砂で埋まり、1人が行方不明になっているということです。
温暖化で氷が溶けるということはわかっていましたが、平和な村にも氷河が崩れてくるという被害が
でるなんて、恐ろしいことがこれから続きそうですね。
日本は2023年度では食品ロスランキングでは17位に位置
家庭用の食品ロスの割合が73パーセントと大変高いことから、順位がなかなか下がらないそうなのです。
これだけみれば17位なのに、どうして化石賞?となりますよね。
2024年3月に環境省が発表したデータによると
日本のゴミ焼却施設の数は1016か所
他国に比べてケタ違いに多いそうです。
OECDのデータによれば世界の焼却処分の半分以上が日本にあるという
ことになるそうです。
焼却のゴミの割合は80パーセントで世界ワースト1位
日本の一般ゴミ処理経費は一年間で2兆1519億円です。
ひえーー、一年間で2兆円以上もゴミのためにお金を払っているんですね。
消費者庁によると2022年度の日本の食品ロス量は472万トン
経済損失推計4兆円だそうです。
もし高校授業料無償化したら、3,000億円
もし大学授業料無償化したら3.1兆円
もし学校給食無償化したら4832億円
4兆円で足りますね。
こんなに私たちは無駄なことをしているのですね。
井出さんの本には驚かされることばかりでした。
そしてどうすれば食品ロスを減らせるかが書いてあります。
皆様お時間あれば是非一度手にとって御覧くださいね。
魚座の著者だけあり、実に親切に書いてあります。
ということで、小泉進次郎大臣には次は食品ロスの問題に
手をつけてもらいたいと思っています。
井出さんの本には農家で作った野菜なども相当数捨てられているということで
かなりの金額廃棄されているようです。
私たちは〇〇キロとか、▽◇トンとか言われてもピンときませんが、
今、〇〇万円捨てた、今日は▽◇万円捨てたと金額になると、はっとするかもしれません。
イケアでは食品ロスをAIを使ったツールで半減させることに成功させたそうです。
飲食店、外食産業などの食べ残しを重さだけではなく、AIで自動的にその商品の値段を分析しデータ化し、本日はいくら捨てた。と言うような形で見えるようにしたそうなのです。そのことでかなりの成果が上がったそうです。
ウィノウというその方法は日本でもヒルトン、インターコンチなど外資系ホテルで導入されているそうです。
飛行機よりも、食品ロスのほうが温室ガスを排出しているというのですから、
本当にびっくりすることで、自分の環境汚染に対する意識の低さに呆れて
しまいました。
小泉氏はこれから土星と共に歩くのですから、困難なことに立ち向かっていって
もらいたいものです。
その困難はお米のことだけではなく、
どうやったら食品、野菜、魚など食品ロスにならないか、そのことにしっかりと
立ち向かっていってもらいたいものです。