ノーベル平和賞、忘れてはいけない
ノーベル平和賞、忘れてはいけない
今年は大谷翔平、パリオリンピックと実に華やかで喜ばしいニュースとイスラエルとパレスチナ、ロシアとウクライナの戦争など実にショックなニュースに囲まれてしまい、ついつい忘れてしまいがちなのが日本の被団協がノーベル平和賞受賞したことです。
日本被団協代表の田中照巳さんは1932年4月29日生まれの牡牛座です。
今年で92歳だというのに、しっかりした足もと、頭も冴えてスピーチもバッチリ、素晴らしい後期高齢者の姿を見せてくれています。
13歳で被爆し、その後79年もの長い間、原爆と向き合ってきた田中さんです。牡牛座の粘り強さ、コツコツ努力の性格がノーベル賞受賞につながったのかもしれませんね。
今年牡牛座は5月26日までは12年に一度の大幸運にありました。
きっとその時期にはノーベル平和賞の有力候補になっていたのでしょう。
田中さんは工学博士であり、東北大学工学部助教授、十文字学園女子短期大学教授なども務め、長年核廃絶運動もされ、現在日本原水爆被害者団体協議会代表委員になっていらっしゃいます。
田中さんは火星が牡羊座に位置しているときに生まれていることから、
誰よりも正義感が強いのかもしれません。
牡羊座は強い意志を示し、誰よりも正義感が強くなり、負けじ魂も人一倍の星座です。そこに火星があるのですから、大人しくて柔らかい外見からは想像できないけれど内面には燃える炎がたぎっているのだと思います。
「許せない」
きっとこれが田中さんの中心にあるでしょう。
私は勉強不足で申し訳なかったのですが、日本は原爆被害者に対して償いをしている、すでに償いは終えたのだとばかり思っていました。
そうでしょう?あんな悲惨なことになったのですから、とんでもないことですよ。
「何十万人という死者に対する補償は一切なく、日本政府は一貫して国家補償を拒み、放射線被害に限定した対策のみを今日まで続けてきました」
「もう1度繰り返します。原爆で亡くなった死者に対する償いは日本政府は全くしていない」
そう田中さんは訴えています。
日本政府は戦後すぐに被爆者を打ち捨てたのは事実でした。
日本共産党委員長の田村智子氏(蟹座)は
「日本政府は戦争の苦しみは国民が受け入れるべきだという「受任論」の立場です」と言います。
被爆者だけでなく、空襲被害者などの救済も門前払いしています。
これ、恐ろしくないですか?
今の自民党政権は私たち国民の代表ではありません。たった3割程度の人達が支持しているだけで、あとの7割は支持していません。
しかし、今の政権は何でも自分たちの思うままにやってしまう。万が一、間違って
「戦うぞ」「戦争だ」となったら、
たった3割しか支持していない政党の嫌いな人達の意志が、
私たちの平和で幸せに暮らしている生活を脅かす、
そして被害を与える。
で家が燃えて、家族が死んでも「国民は苦しみを受け入れろ」と言われてしまうんですよ。
これ、いやじゃありませんか?
私はいやだな。
とんでもないです。
日本被団協代表の田中照巳さんは、原発反対だけではなく、戦争そのものを憎しみ、そして被害にあってからでは遅いと、私たちに知らせてくれているように思います。
防衛費だだ上がり
日本軍事費は昨年2023年は世界8位でしたが、2024年度は
世界7位に浮上しています。
フランス11位
オーストラリアは16位、
ドイツは19位、
スウェーデンは29位
シンガポール30位
ドイツの下、20位じゃいけないんですか?
田中さんが一生を賭けて私たちに教えてくれていること、
忘れないで新しい年を迎えたいと思います。
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