[:ja]「食料危機」深刻化。2032年8月5日からさらに悪化する[:]
「食料危機」深刻化。2032年8月5日からさらに悪化する。
「食料危機」PHP新書 井出留美著(K.K office 3.11代表)を読み、
コロナウイルスも怖いけれど、もっと恐ろしいこともたった今、進行中なのだとわかり
なんとも言えない気持ちに襲われています。
東京駅の地下街はまるで宝石のような綺麗なお菓子や美味しいケーキ、パン、総菜、お弁当などの売り場がどこまでも広がり、どこで何を買ったらいいのかわからないくらい、行く度にキョロキョロしてしまいます。
しかし、あれが全部売れているとは思えない。
「食料危機」の本によると東京都では2017年度ですが都民が一年間に食べているのとほぼ同じ量(年間612万トン)が廃棄されいたそうです。
家庭で一番捨てられているのはキュウリだそうです。
そうねぇ、キュウリは傷むのが早いものね。
世界で食料を必要とされている人たちに国連WFPから支援される食糧援助量は420万トンだそうで、(2019年度)東京都民の食料廃棄量は援助食料品よりも多い。
わー、都民怖すぎ、なんてこと!
大手コンビニも値下げするより廃棄したほうが本部が儲かるそうで、
1店舗あたり年間468万円分の食料を捨てているそうです。
まだ十分食べられる食料を捨てているとは前から言われていたけれど
そのような数字を見てしまうと愕然としますね。
昭和世代の私は食品の賞味期限にはそれほどうるさくないほうですが、
平成世代の子どもたちは賞味期限に神経質なところがありますね。
我が家では賞味期限切れたものは子供たちは口にしないので、私がせっせと食べているという状況。
本によると卵の賞味期限は2週間ではないそうです。
市販の卵の賞味期限は「夏に生で食べる」前提でパックされてから2週間の日付が表示されています。しかし気温が10度以下で保管されていれば、理論上は産卵から57日間、生で食べることができるそうです。ましてや焼いたりゆでたりすれば、もっと長い期間食べることができるとあります。
現在、世界では食べ物がなくて極度の飢餓状態の人たちが2億7000万人、食料不安を抱えている人たちが9億4000万人存在しているとのこと。
世界の11人に1人が十分な食べ物を手にできないでいるそうです。
戦争、気候変動など事情は様々です。
コロナ禍となり、価格高騰が起き、さらに危機になる人たちの数は増えていると推測されています。
2020年のノーベル平和賞には国連WFP世界食糧計画が受賞しました。
今、世界はかってないほど飢餓で亡くなる人たちが多くなっている。
日本はそんなこと全く感じられないほど。
テレビ番組ではタレントたちの大食い番組、毎日次々と新しいレシピや食品紹介の番組の嵐です。
日本は飢餓の人たちなんてほんの少数では?と思ってしまいがちですが、
2020年発表された厚生労働省の国民生活基礎調査によれば
17歳以下の子供の相対的貧困率は13.5パーセントで、
子供7人に1人が貧困状態にあり、国際的水準から見ても高い水準にあるそうです。
2019年度の学校基本調査によると、日本全国での私立中学に通い子供たちは全体の7.4パーセントだそうですが、東京都内だけでみれば25パーセント、4人に1人の子供が私立中学に通っています。
貧富の差が激しくなった今日ですが、7人に1人の子供が貧困で困っているけれど
都内では4人に1人の子どもが豊に暮らしている。
私立の制服着ているぞろぞろ歩いて帰宅する子供たちを見たときは、「あ~、あの子たちと同じくらい貧しい子供たちがいるのね」と思うようにしたほうがいいのかもしれない。
そういう日本になってしまったんだ。
子供たちだけではない、生活保護を受けたくないからと言って餓死した母子もいましたね。
昨年世界最大の資産運用会社であるブラックロック社が運用戦略の中心にサステナビリテイを置くと
宣言しました。
地球環境を守ること、SDGsの精神を持っている企業中心に運用するということです。
地球環境を守らないと、私たち生命体は食料の危機、生命の危機に陥ってしまうから。
グレタさんも国連も世界最大の資産運用会社もみんな地球環境を守ろうとしている。
それが今、力ある国、人達の使命です。
それが自分を大切にして生きるということ。
しかし、この本で東京大学 大学院農学生命科学研究科教授 鈴木宣弘氏は
「残念ながら、日本は食糧危機の備えについても無策です」
「アメリカは食料は軍事とエネルギーと並ぶ国家存続の3本柱という考えを持っています」
「つまり、食料は軍事と同じ安全保障の要です」
「しかし、日本はその認識が欠けており、自給率が下がっても仕方ないという誤った考えが定着しています」
そのように発言されています。
わかるわかる、日本が無策だってこと。
デジタル化もお恥ずかしい限りの国が危機に備えるなんてできているはずがない。
立派な鈴木先生のような学者、研究者や環境、食糧危機についてしっかり考えている人たちは日本にいても、日本の上空には「政治家」「官僚」という分厚いガラスの天井があり、
それが良いことすべてストップさせている。
日本はジェンダーギャップだけではない、優秀で純粋な男性たちも随分お気の毒なのだと思う。だって分厚いうっとおして天井がまだまだ壊れていないから。
韓国では食料廃棄物のうち95パーセントをリサイクルしていると本にあります。
マンションなどでは重量計つきのゴミ箱が設置され、住人はごみ重量に応じて処理経費が加算される「従量制」だそうです。
お隣の国はデジタルだけではなく、環境を守ることにも随分と先進的なんですね。
「水不足が大変なんだ」と恩師は会うたびに水の話をして、
「日本は水あるじゃない」
と若い頃は思っていたけれど、飲み水ではなく家畜のための水、植物育成のための水、
つまり私たちが食べていくため、生きていくために必要な水のことだったんですね。
あ~オバカ。
食肉生産、1キロの牛肉を作るために、その10倍以上11キロから13キロの穀物を牛は食べます。大豆飼料なら20キロだそうです。
アメリカでは収穫された全穀物のうち、およそ60パーセントを家畜が消費しています。
それと共に水も必要で、肉1キロのために必要な水の量は2万リットル。
そんなこともあり、環境先進国のスエーデンでは肉を食べることは恥ずかしいことになっているそうです。
日本はまだ「肉」「肉」「肉」ですね。
日本の田舎の水源のある場所、結構中国人たちが土地を買っているそうですが、
日本大丈夫なの?
知らないうちに国内の水源はみんな外人に抑えられてしまうなんてことはないのかしら?
日本はミツバチの数が減っていると本にあります。
環境汚染、開発でどんどんミツバチの住処がなくなっていることが原因だそうですが、
ミツバチは私たちが毎日口にしている野菜、果物の受粉、交配をしてくれています。
そのミチバチがいなくなるということは野菜、果物の収穫量が減っていくこと。
これは忌々しき問題です。
あ~日頃、気づかないことばかり本に書いてあり、
なんとも言えない気分になりますね。
日本は戦後1946年、今から75年前の5月のメーデーは
「憲法より食糧を」というスローガンで皇居前広場に25万人が集まったそうで、
食べ物と衣服を交換するために、1枚ずつ服を脱いで食べ物に変えていく「タケノコ生活」というものも多かったとか。
日本には原宿のタケノコ族の前に、そんなタケノコ族がいたんですね。
悲しい日本の過去、初めて知りました。
デビ夫人は1940年生まれですから、夫人が6歳の頃、食べるものもなくて
大変だったんですね。
辛い時代を過ごしたからこそ一人で異国に出て身を立てたんですね。
1944年4月23日付けの「週刊毎日=現在サンデー毎日」には
「食べられるもの色々」という記事が掲載された。と、この本にあります。
ヘビトンボの幼虫、やささ虫、クロスズメバチの幼虫とサナギ(醤油のつけ焼き)
ゲンゴロウ虫の煮つけなどが紹介されている。
嘘みたいだけれど、これ、日本の77年前の姿です。
高橋英樹さん、みのもんたさん、杉良太郎さんなど生まれている年です。
みのもんたさんの両親は虫も食べて、子供を育てたのかもしれない。
1948年9月には東京葛飾区の主婦5000人が集い「米よこせ大会」を開催しています。
ビートたけしさん(1947年1月18日生まれ・山羊座)が生まれて一歳の頃、
ひどい時代だったのですね。
こうやって考えると、昭和のバブルを日本で作ってきた人たちは赤チャンの頃、
幼い頃、食べるものもろくにない時代を体験しているんですね。
だから、うちの両親もそうだったけれど、お腹いっぱい食べたい。
勿体ないと残さないで食べきれないものもしっかり食べていた。
先日発表された小学校三年生から高校生3,000人対象の将来なりたい職業の一番に
「会社員」というニュースがありました。
教育は間違っていると思います。
なんで令和になった今も、会社員なの?
コロナウイルス撲滅するための科学者じゃないの?
ドクターじゃないの?
国民のことを第一に考える政治家じゃないの?
幼い頃、ピアノのレッスンにいやいや行くと先生によく叱られたものです。
「もっと勉強するならちゃんと学びなさい。ご両親もあなたのために働いて高い月謝を払っているんですよ。いい加減な気持ちでここへ来るのはやめなさい」
そう言われてもその時はピンとこないでレッスンが続かなかった。
でも、勉強するってことは、どんなことも真剣に取り組まないといけないのではないでしょうか。
小中学、高校の教育もただ試験でいい点とれるだけの勉強の時間ではなくて、
何のために生きているのか、自分は何をして生きていくのか、
もっと真剣に考え、取り組むべきなのかもしれない。
昭和生まれの私たちはやがてこの世を去るけれど、今の子供たちはそうじゃない。
それなのに、この呑気さは恐ろしい気がしています。
もっと生きていくことを真剣に考えていかなければいけないような気がします。
星占いの使命はこの地球上でいかにして幸せに生きるか!
これに尽きます。
そのために予想し、準備し、努力し、星占いを利用して幸せを掴むのです。
現在、牡牛座に天王星が進行中で経済の二極化はさらに進んでいく。
そしてその後の後、天王星が蟹座入りする2032年8月5日以降約7年間、
食料問題は深刻化と出ています。
これは間違いなくやってくるはず。
天王星が蟹座入りすると「家族」という形態にもヒビが入ることがあります。
もしかしたら戦いなどで家、家族を失う人たちが増えることも予想できます。
また今のように家族と暮らすことが自然でなくなるかもしれない。
2050年に世界の人口は97億人になるとも言われています。
アメリカも中国も韓国も台湾も将来のこともしっかりと見据えて
国の政策を立てて実行している。
それなのに日本はどんなことであっても無策・・・・。
日本の天井の人たちは自分がどうしたら儲かるか?それしか考えていない。
そういう人たちが暗躍し、正しい意見は消し去られている。
今すぐ日本も2032年の食糧難に備えるべき対策をとっていくべきなのです。
自分たちの国の水、土地を守るべきでしょう。
コロナ禍で失業した人たちには無償で土地を与えてあげて、
支援して農作物を作るとか、生きていくための術を教えてあげるべきなのではないのでしょうか。
もし、世界の穀物が配給制になったら、もし、異国の食べ物がない人たち、移民が大量に漂流してきたら
もし、干ばつが日本にも訪れたら・・・。
3.11のとき、日本は原発に関して最悪のシナリオがまったく考えられていなかったといいます。
また同じことにならないよう、最悪のシナリオを今から考えておいてもらいたいです。
あ~溜息。
皆様も是非、「食糧危機」お手にとってみてください。
日本の分厚いガラスの天井、誰が壊してくれるのかしら?
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