[:ja]寛和2年の花山天皇御退位事件も・・・・[:]

2020年12月22日(火)8:59 AM
[:ja]

寛和2年の花山天皇御退位事件も・・・・

 

昨日、星占いファンの方から新聞に載っていた記事が送られてきました。

 

「夜空に近づきつつある2つの星が見られた。天体の接近は「犯」と呼ばれ、凶事の兆しとして忌み嫌われたという。ときの帝に「星のお告げあり」と退位を迫ったのは、政敵の藤原兼家だった。帝を出家させた兼家は、自分の孫を一条天皇として擁立した。はやり病がまだ、もののけの仕業と恐れられた時代である」

 

寛和2年、986年夏、715日の花山天皇が退位し、一条天皇が即位されたときの話が書かれていました。

 

 

12月20日の土星と木星が、これほど接近したのは、この2,000年間で1623年と2,020年の今、この2回です。

 

土星は約3年周期の星、木星は約1年周期の星ですから、

何年かに一度どこかで一緒になることよく起こります。

しかし、最接近する年はなかなかないようで、今年と1623年だけです。

そして次回土星と木星の最接近は2080年に起こるそうです。

 

記事にありました寛和2986年は木星と土星同時進行ではありませんでしたが、

面白そうなので調べてみました。

 

寛和2年の986731日に発生した花山天皇(9681129日生まれ・射手座)の御退位、出家で、一条天皇(980715日生まれ・蟹座)が即位されました。

花山天皇は前の年に寵愛していた藤原抵子が98587日に急逝したことでショックを受けて出家を希望したそうです。

 

花山天皇は射手座の生まれであり、985年から凶星・土星は射手座の頭上を運行していました。

花山天皇は985年から約3年の間、人生、約30年に一度の大不運のときを迎えていました。

その影響で愛する人が他界、そして退位、出家となったのかもしれません。

 

そして一条天皇はと言えば、蟹座の生まれですから、大吉星・木星は天秤座から蠍座を運行、

蟹座の12年に一度の最高の住居運、最高に勝負強さが与えられていて、コンテストなどで優勝するような年に当たっていました。

まさに運勢逆転のお二人。

 

はるか昔の出来事ではありますが、星を見てみると、

そのような動きに乗って天皇も御退位、ご即位されていたのですね。

 

木星と土星がそれぞれの人生に大きな影響を与えていたようです。

 

前回、400年前

土星と木星が最接近した年、1623年は

江戸時代、徳川家光が江戸幕府3代目将軍に即位されました。

その年、1623年は大吉星・木星は獅子座を運行していました。

そして徳川家光は1604812日生まれ、獅子座でした。

12年に一度の大幸運の年に征夷大将軍に即位されました。

 

そのように、木星は確かに幸運をもたらしてくれているのがよくわかります。

 

2080年、もう皆さまは他界し生まれ変わっている年となりますが、

その年は大吉星・木星は水瓶座、凶星・土星も水瓶座を運行、今年と実によく似た星回りとなっています。

2080年はさらに科学が進化してテレワークも地球だけではなく、

もしかしたら火星と地球でのテレワークも現実のものとなっているかもしれません。

「あなたは土星にいきましょうよ」

「ダメだよ、僕は木星がいいよ」

郊外に引っ越しではなく、まさかの太陽系惑星に引っ越しなんてことも

あるかもしれませんね。

 

 

 

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