「やっぱりおかしい」には理由がありました。

2016年12月09日(金)6:33 PM
「やっぱりおかしい」には理由がありました。
12月のビッグニュースと言えば、ここ最近はノーベル賞でしょう。
2014年は青色発光ダイオードで中村修二博士(1954年5月22日生まれ・双子座)が受賞、
2015年はイベルメクチンで大村智博士(1935年7月12日生まれ・蟹座が)受賞、
今年もノーベル生理学・医学賞に大隅良典博士(1945年2月9日生まれ・水瓶座)受賞されました。
本日9日、ノーベル博物館でイスにサイン、そして明日10日の授賞式です。
今年9月9日から大吉星・木星は天秤座入り、2017年10月10日まで、
水瓶座は海外との関係は最高です。
ご夫婦でストックホルムに飛ばれ、最高の1週間を過ごしていらっしゃることでしょう。
  おめでとうございます。

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国別で見てみれば、日本はノーベル賞受賞者数、世界第6位の国です。(1901年から 2016年まで)
うわーお、凄い。
1位アメリカ
2位イギリス
3位ドイツ
4位フランス
5位スウェーデン
6位スイス
6位日本です。
日本のGDPも世界第3位をキープしています。
日本の輸出額も世界第4位、
製造業生産額も世界第2位、
研究開発費は世界第3位
でも、毎日の生活を見渡してみると、
「そんなに凄い国なの?」「本当に?」「なんか、おかしくない?」
疑いたくなるような現状ではないかと思うことはしばしば・・・。
デービッド・アトキンソン氏(1965年生まれ)小西美術工藝社長でいらして
日本に31年間住んでいる日本ツウのイギリス紳士が、その謎解きをしてくれました。



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アトキンソン氏によれば、
日本は世界○○位ということが大好きで、国別のランキングがことさら好きな国民のようだということなのです。
世界の190以上の国の中で、上位ランキングに位置していたら、
それは気分が良いですね。
その順位を見れば、
日本人であることが実に誇らしく感じられるでしょう。
ノーベル賞授賞者も世界6位なんて、やっぱり、日本人は賢いんだわ。
製造業生産額も世界2位だなんて、やっぱり日本はものつくりの国なんだわ。
GDPが世界3位なんだから、年金が少なくても、オリンピックで2兆円、3兆円
使ってしまったって、また元が取れるんだわ。
しかし、国別ではなく、日本の実績を「一人あたり」の数値で見直すと、
全く違う順位が出てきます。
それは恐ろしいものですよ。
一人あたりのGDPは先進国の中では最下位、27位です。
これはイタリア、スペインすら下回る順位です。
それなのに早く帰宅する、休日を増やすなんてことしていいの?
確かに日本は世界に誇る高齢者の国ですから、
その人達の労働力を差し引けば・・・そのくらい下がるのよ。
とも考えますが、しかし他国はもっと頑張っています。

一人あたりの製造業生産額はG7の平均以下、2012年の段階で、OECD加盟国34か国中、なんと21位、下から数えたほうが早いのです。
研究開発費も一人あたりでは世界10位、3位ではありませんよ。
ものつくりで世界4位なのは、数字マジック、一人あたりで見れば、
なんと日本は世界の44位。
これでも「ものつくり」の凄い国って言えるのでしょうか?

ノーベル賞にいたっては、一人あたりの受賞者数は世界39位です。
6位ではない。
人口の一千万人当たりの受賞者数で言えば、31位ということで
ちっとも、一人一人が頑張っていないようなのです。
世界の国別でみれば、確かにすごい上位ランキングが続きますが、
それはただ日本の人口が多いから。
一人一人、個人でみれば、一人一人の数値に置き換えてみれば大したことない。
こんなに順位が下がってしまうの?というくらい、
残念な結果となっています。
しかし、これが私たちの本当の実力でしょう。
だから、こんなにみんな困っているのです。
下流老人が増え、年収300万以下の若者か増え、
結婚したくてもできない、子どもを育てたくても産むことすらできない、
こんなことになっているのです。
2017年度の年間星占いを書き、本当にがっくりきました。
実に厳しい星回りとなり、何もしなかったら、本当に大変なのです。
ノーベル賞受賞、日本は一人当たりで見れば39位。
忘れないようにしましょう。
わたしたちの実力を。

これからやってくる人口激減に備え、星の運行表と照らし合わせて
あなたのやるべきことを探してください。

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