日野原重明先生、大天使ミカエルに付き添われ、天国へとご出発
日野原重明先生、大天使ミカエルに付き添われ、天国へとご出発
2017年7月18日、聖路加国際病院の名誉医院長であった日野原重明先生(1911年10月4日生まれ・天秤座)が105歳でお亡くなりになりました。
聖路加は娘たちを出産したところでもあり、日野原先生のご活躍はいつも気になっていました。
100歳まで生きるのも大変なのに、高齢になられても、いつも前向きに活動されている。
すごい方ですね。
ある時、日野原先生よりは、かなりの若輩者?の魅力あるシニアの方が
こんなことを言われました。
「年をとったらね、キ・ョ・ウ・イ・クがとても大事なんですよ」
「今日、行く、ところね。」
実に忙しくされているらしく、こちらがお茶したくても、なかなかOKがとれません。
頑張っていらっしゃるのね。
今年7月18日、天王星と火星の大凶角あり、一年の中でも要注意日でした。
何か重大な事件が起こっても不思議ではない日です。
皆さまの身の上にも、その頃、何か重大な事件が起こったでしょうか?
もし、そうであればそれは運命です。
特に蟹座、頭上に火星ですから大変でしたね。
思い返せばその頃、テレビでは連日、蟹座生まれの松居一代さんと、同じく蟹座生まれの船越英一郎さんの騒動が報道されていましたね。
凶星の角度はあったものの、その翌日、大吉星・木星と金星が大吉角形勢しています。
現在、大吉星・木星は天秤座を運行中。
天秤座生まれの日野原先生は12年に一度の大幸運の真っただ中にいらっしゃいました。
金星は双子座を通過中だったこともあり、
日野原先生、天秤座にとってみると、大旅行には最高の時となっていました。
星占いで見てみると、「旅立ちに良い日」に「他界される」方は結構いらっしゃるように思います。
やはり、「死」は人生の終わりではなく、違う世界への「旅たち」ということなのではないでしょうか。
日野原先生については以前、星占い大好き友から、面白い話を聞いていました。
ある学会で特別講演された日野原先生の周りに、たくさんの若い女性たちがやってきて記念写真をお願いしていたそうです。
もちろん日野原先生は笑顔で応え、皆さまと一緒に、ハイ、パチリ!
たくさんの方々とお写真を撮られたことでしょう。
で、そのあとのことです。
「私はね、ああゆう若い女性の人たちから魂を吸い取って長生きしてるんですよ(笑)」と
おっしゃられたということ。
うわー、すごい。
「集中」という医学雑誌に現在、星占い執筆中ですが、
お医者様の皆様、是非お読みくださいね。
そのご縁もあり、サントリーホールのコンサートに出かけていき、
コンサートの二次会で日野原先生とお目にかかるチャンスが一度だけありました。
もう3年も前になります。
2014年、日野原先生は103歳の年です。
日野原先生が100歳超えですから、
集まりの皆様も80歳、90歳。
高齢にも関わらず、皆さまイキイキ、ハツラツとしていらっしゃり、
「私、90になりますの」と言ってくださった美しい女性が、今でも忘れられません。
素敵なお帽子をかぶり、クラシカルなデザインの黒いレースのワンピースでしたが、
それはそれは魅力的に着こなしていらして、上品この上なく、シルバーグレイの髪もキレイにもとめていらして、こんな素敵に年を重ねたいと思いました。
その日、たまたま、日野原先生の秘書の男性とお話する時間もありましたが、
その方は疲れていました。
確か70歳以上だったと思います。
その時、日野原先生はマイクを握りしめ、しっかりと皆さんの前に立ち、
確実に30分以上は、滔々とジョークも交えてお話をされていました。
秘書の男性が言うには、「今日、先生は4つ目の集いですよ。午前中に会議、次に昼食会、次に忘年会、そして、今、これが本日最後の会なんですけどね、これ見てくださいよ」
そう言って見せてくださったのは、日野原先生のスケジュールでした。
まー、すごい、翌年の半年先くらいまで真っ黒、すべて予定が入っている。
「先生はお元気なんですけどね、私のほうが疲れちゃうんですよ」
うーん、わかるわー。
それから私もハイ、パチリ!!
日野原先生と記念撮影し、ちゃんとエキスを吸い取っていただきましたよ。
オペラ・トゥーランドットで王子カラフが言います。
「よく生きたものは、よく死ぬ」
人は最後の最後まで持てる機能をすべて使い果たすと、きっと大天使ミカエルが迎えにきてくれるのでしょう。
日野原先生のご冥福を心よりお祈りいたします。