黒木先生は「コロナが日本の医療のガラパゴス化を浮き彫りにした」と語っています
「オミクロンは終わりの始まりか」黒木登志夫先生の講演会に参加しました
黒木登志夫医学博士(1936年1月10日生まれ・山羊座)が2,022年今年の5月に
コロナパンデミックの新しい本を出版されます。
それに先駆けてズームでの講演会が開催されました。
黒木登志夫先生は私たちの何故?にしっかりと答えてくれる逞しい存在です。
先生は山羊座生まれですが12室の射手座に木星と金星が揃い踏みしています。
大変研究熱心な星の生まれ。
そして射手座は出版、大学、外国の星でもあるので、岐阜大学の学長に就任され、その後も東京大学、岐阜大学の名誉教授となり、著書も癌のことから、研究者の不正、IPS細胞、知的文章術入門など幅広い分野に至り、実に多くの本を出版されています。
あなたも射手座にラッキースターがあれば、何座であったとしても、大学、出版、外国には縁があるので、大学教授目指すのも良し、出版社勤務になるのも良いことかもしれませんね。
もし射手座上昇であっても(生まれた時間に射手座が東の地平線に上昇していた)大学、出版、外国はラッキーな方位です。
あなたの人生の中にその要素を是非組み入れてみてくださいね。
さて、コロナ禍で私たちは日本の医療に沢山の疑問が生じました。
何故、病院はいっぱいあるのに、医療逼迫は起こっているの?
入院できないで亡くなっていった人もいるわ。
へんでしょう?
黒木先生は「コロナが日本の医療のガラパゴス化を浮き彫りにした」と語っています。
ガラパゴス化、なーんてことなの。
私たちがせっせと働いて生活を安定させているうちに、子供の受験で頭がいっぱいになっているうちに、親の老後のことで悩んでいるうちに、知らないうちに医療が実に酷いことになっていたんです。
その原因は一つではないから大変。
あっちもこっちもおかしなことになっていて、一つのネジを変えたらいいって単純なことではないようなのです。
そんな大変なこと、いったい誰が変えてくれるのでしょうか?
先日の小林照子先生(87歳)が現在目指していること。
「これからの日本を生きていく若い人たちがより良い社会で暮らせるように、慈愛を持っていきていく」
この精神を星占いファンの皆様も持っていると思います。
そもそも、星占いを好きになるということは、今の自分より、明日の自分、明日の自分より五年後の自分、生きている限り成長していきたい、自分の生まれ持った力を十分に発揮して、自分の夢を叶えたい、そして世の中を良くしたい。人々のためになることがしたい。
そんな心持ちでいらっしゃるはずです。
星占い師の使命はそれをサポートすることだと信じています。
ここで、医療のガラパゴス化について書くことも、
もしかしたら星占いファンの皆様のほんの少し役に立つかもしれないという気持ちから、
お節介にも書いています。
ほんと、お節介ですみません。
これから医療の世界に身を投じる若い人がいたら、そのおかしなことを変えていってくれるかもしれない。
そんな夢を持って書いています。
黒木先生のすべては伝えられないので、五月に出版されたら是非その本を手にとってくださいませね。
日本には病院8300と、診療所102616カ所あります。
国立、公立病院が20パーセント、私立病院が80パーセントです。
世界的に病院の数は多くベッド数もずば抜けて多い。
日本人の人口1000人あたり、13床ある。
病院数は多くとも、ドクターの数、看護師の数は世界からみると、とても少ない。
日本の病院のベッド数は世界でも最も多いけれど、昨年の6月末から8月末のコロナ第5波の時(感染者25851人)のうち、コロナで入院できたのは、たった5パーセント、2650床にすぎなかった。
何故そんなに少ないのか。
日本は精神病院が世界的に見て、実に多い。
精神に異常をきたしている人もいますが、それ以外に隔離主義で入院している人も多いそうです。介護が必要で、わけわからなくなった高齢者が入院しているというか、させているそうです。日本の全ベッドの20パーセントを精神病院が占めています。
どうしてかというと、日本の病院は80パーセントのベッド稼働率がないと赤字だそうです。午前中に人が亡くなったら、午後には新しい人をそのベッドに入れて空きが出ないようにする。
稼働率、すなわち、どれだけ空きベッドを少なくし収入を上げるかは病院経営の基本であるということです。
そのため、これは想像ではありますが、もしかしたら頭が朦朧として大人しくベッドに寝ている老人を沢山作り、常に空きベッドがないように工夫して多くの病院は赤字が出ないように工夫しているのかもしれません。
黒木先生は、どの病院もベッドをフルに使って経営しているのだ。そこにコロナ患者を入院させるのは、たとえて言えば、新幹線に座っているお客様を追い出して、コロナ患者に席を空けろというようなものである。
かなりの無茶ぶりを政府は病院に言い続けていたということです。
病院経営者もこれでいいとは思っていないでしょうし、
一番の不幸なのは私たち国民ですね。
黒木先生は野戦病院を作るべきとおっしゃっています。
ほんと、国立競技場の中でもいいし、東京駅の前のあの広い広場にテント張ればいいじゃないと何度も思いました。便利だから、みんなが利用しやすいでしょう。
コロナ専門の野戦病院があれば、感染した人たちには安心感がありますし、そのご家族も安心して生活できます。
黒木先生は自衛隊の医師、看護師が中心となり運営すればよいとおっしゃっています。
またコロナ禍で事故に遭っても救急車は来ない、病院で手術もしてもらえないという人たちが実際問題多く出ていることに関しても野戦病院があれば、とてもうまくいくとおっしゃっています。
イギリス、中国、アメリカの野戦病院
「日本の病院は80パーセントのベッド稼働率がないと赤字」
これは誰がどうやって解決するのでしょうか?
「日本は医師、看護師がとても少ない」
これはどうしたらいいの?医学部の学費が高すぎるはどうするの?
「野戦病院を作るべき」
これは誰が決意していつできるのでしょうか?
日本医療のガラパゴス化、いつ解決するでしょうか・・・・。
オミクロン株感染者は減ってきたような気がしますが、3月7日以降、4月15日まで天体の惑星配置は厳しくなります。
皆様お体に気をつけてお過ごしくださいませね。
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