イベルメクチンを取り巻く 10のファクト(事実) 2021 年 8 月 19 日 文責・馬場錬成(元読売新聞論説委員、元東京理科大学教授)

2021年08月20日(金)9:43 PM

皆様、大村智博士と親交の深い科学ジャーナリストの馬場錬成先生が詳しく説明してくださっているので参考にしてください。

馬場先生は蠍座の生まれなので、真実ではないことは報道しないでしょう。


その1
イベルメクチンは寄生虫を駆除する駆虫剤。
それが地球上最小生物で電子顕微鏡でしか見えないウイルスに効くはずがない という先入観。
「虫下し」がウイルスに効くはずがないという馬鹿げた言い方。 ファクト(事実)
細胞レベル、遺伝子レベルの仕組みで効いているので、ウイルスも寄生虫も人間 も同じ理屈で効いている。生物の大小で「効く・効かない」は理屈に合わない。


その 2
イベルメクチンを使ったら効いた!
イベルメクチンは試験管レベルで、コロナウイルスを殺すと確定。
途上国は、治療薬、治療機器類も不足。コロナで亡くなる人が急増。
医師は、イベルメクチンは、試験管の中でコロナを殺すという論文が出ているこ とに注目。
じゃあ、臨床で人間にも試しに使ってみよう。そしたら効いた。
驚いた医師が、論文にして発表。次々と試す医師が現れ、同じように効いたとい う論文が世界中で出てきた。
ほとんどが中南米、アジアなどの途上国の医師からの報告だった。先進国の医師。研究者はバカにした見方をしていた。
日本は実質的に「途上国」なのに「先進国」のふりをしてきた。


その3
インドでは、国家がイベルメクチン使用に反対していた。ところが、インド変 異株が蔓延して感染者が急増。州によっては、国家の方針に背いてイベルメクチ ンの使用を始めたら効いた!
国家は、それではと全インドに向かってイベルメクチン使用を推奨した。

1ファクト(事実)
インドでコロナ感染数が急増を始めた 2021 年 4 月下旬に、国家がイベルメクチ ン使用を推奨。ほどなくピークは天井を打って、急激に減 少した。感染率が高くなったインド変異株は、インドから世界中に広がり、イン ドは収束へ向かっている。日本はいま、このインド株が急増している。

その4
メキシコでも 2021 年 1 月から急増するコロナ感染者に手を焼き、イベルメクチ ンを投与したら・・・
ファクト(事実)
患者年齢 患者数 イベルメクチン投与後の状況
5~15 歳 20 人 全員自宅服用で全快。
2~5 日(平均 4 日目)にイベルメクチン服用。
16~87 歳 180 人 176 人はすべて全快。4 人が入院・加療。
2~10 日目(平均 7 日)にイベルメクチン服用


その5
ブラジル・セイラ州パリャノ市(人口 9500 人)の田舎でコロナが発祥。現地の 日本人医師は、治療薬もないのでイベルメクチンを投与。
ファクト(事実)
2020 年 2 月から 2021 年 5 月 30 日まで、コロナ感染者 200 人にイベルメクチン を投与。その結果は素晴らしい成果。


その6
インドのコロナ治療ガイドラインを決めている全インド医科大学(All India Institute of Medical Sciences / AIIMS)の研究グループが、約 3900 名の医 療従事者(職員及び学生)全員を対象に、イベルメクチンが本当に効くかどう か臨床試験を行った。
ファクト(事実)
イベルメクチンを 3 日開けて 2 回投与した群
② 1 回のみの投与群
③ 非投与群
予防効果を調べたところ、①の 2 回投与した群はコロナ感染を 83%減少させ た。②と③は、ほとんど効果が出なかった。


その7
イベルメクチンが効くか効かないかの臨床試験をする国が世界的に急増。 ファクト(事実)
2021年 6 月末現在、36 カ国で 119 件の臨床試験を展開。多くが国家的な支援を 受けた臨床試験である。
日本は北里大学が少ない予算で細々と続け、9 月から株式会社興和が始める。 日本は世界の「孤児」になっている。

その8
アメリカの医師・研究者団体の FLCCC が世界中のイベルメクチン臨床試験論文 を集め、試験内容が妥当かどうかを精査(メタ分析と言う)。
その結果は次の通り。 ファクト(事実)
FLCCC の世界の論文の分析(2021 年 8 月 15 日現在)
世界中の 2 万 6398 人を対象にした 63 件の臨床試験について、613 人の医師・研究者が臨 床試験結果に参加した。これを FLCCC の統計学者たちが分析した結果。
14 件の予防試験において 86%の予防効果
27 件の初期症状治療試験において 73%の改善効果 22 件の重症治療試験において 40%の改善効果 25 件の臨床試験において 61%の死亡率低下
31 件のランダム化比較試験(軽症から重症者を含む)では 60%の改善効果

その9
イベルメクチンの効果を信用しないという医師や研究者や公的機関があげてい る根拠。臨床試験の結果を見るとイベルメクチンは効いていないと主張。 その論文は3件ある(ほかにもあるかもしれないが、あっても 2,3 件か)。 ファクト(事実)
アメリカの有名な JAMA
という学術誌に掲載された論文。
① データのとり方に間違いがあり、全米の医師 100 人以上が論文撤回を要求。
② メタ分析をした結果、効果なしとした論文。多くの研究者からデータのとり 方に明らかに間違いありと指摘されている。
③ 小規模な臨床試験だが、効いていないとする論文。
これに対し効いているとする論文が 60 件以上ある。

その 10
日本では従来から皮膚病の疥癬などにイベルメクチン使用を承認していたが、
「コロナ感染症診療の手引き第 2 版」から、

「適応 2020 年 5 月 18 日、厚労省は 外」として、医師と患者の合意のうえでイベルメクチンをコロナ治療にも使える と認めた。
ファクト(事実)
副作用が出たら救済措置がない。イベルメクチンを処方してもモノがない。

製造 元のメルク社は、自社開発の薬剤が売れなくなるのでイベルメクチン供給の道 を閉ざし、事実上使えない状況が続いている。

これを打破するのは、政府が緊急
にコロナ治療の適応に切り替えジェネリック使用可にすることだ。
以上

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