脳そのものを物理的に変える方法
ノーベル生理学・医学賞の選定機関であるスウエーデンのカロリンスカ研究所の
精神科医アンダース・ハンセン氏が発表した「BRAIN」脳をアップグレードする方法を読んでみました。
アンダース・ハンセン博士は1974年1月24日生まれの水瓶座です。
この本は2018年に出版されて世界中で話題となった一冊です。
今年は水瓶座の木星(今は一時的に魚座に移動中ですが)の年ですから、
皆様も幸運な水瓶座の本に触れて、より幸運になりましょう。
昨年、私事ですが、ネットで「遺伝子検査」の文字を発見、
面白そうだったので初体験しました。
そして脳の大きさもわかるという検査にトライしたら、
「あなたの脳は大きくない」と出てしまい、
えーーーっ、すでに、そんなに委縮してしまったのかと
なんだかしょんぼりしたのですけれど・・・・
この本を読み、元気が出た次第です。
アインシュタインの脳はこぶりだったそうです。
さて、今までの定説であると、脳は一年間に0.5から1パーセント縮んでいき、
脳細胞も毎日、1秒で約10万個の細胞が失われているとのこと。
人間は加齢にはかなわず、海馬も委縮してしまい、打つ手はないとのことでした。
しかし、その定説を覆す、素晴らしい証拠がこの本により発表されました。
人は運動によって記憶力だけではなく、脳全体の機能まで改善するというのです。
研究チームが持久力のトレーニングを行った被験者たちの脳を調べた結果、委縮するどころか、なんと2パーセントの成長し、海馬も2パーセント大きくなっていたそうです。
老化は全く進むことなく、なんと2歳も若返っていたとのこと。
そんなに難しいことをしたのではないそうで、
ただ週に3回、40分、早足で歩いただけだったそうです。
運動することは、脳の海馬の委縮だけではなく、遺伝子の老化まで食い止めるそうです。
フィットネスバイクをこいだ人たちは、何もしなかった人たちよりは成績も上がり、
MRIでスキャンしたら、記憶の中枢である海馬の血流までもが増えていることがわかったそうです。
ただ、やり過ぎてしまい疲れてしまうと逆効果で、脳に流れる血が減り、
記憶力も低下するので気をつけたいものです。過酷な運動はプラスよりもマイナスのほうが大きいと出ているそうです。
人は死の直前まで脳細胞は増えていくそうです。
「運動」「セックス」「栄養不良にならない程度の低カロリーの食事」「プレーンチョコレートなどに含まれているフラノボイド」は脳細胞の新生を促す効果があるそうです。
運動によって創造力も増すそうで、
アルベルト・アインシュタインも自転車をこいでいるときら相対性理論を思いついています。
そうそう、私も読書は電車の中が一番で立っている時、ふらふらしている時がなんだか一番頭に内容が入ってくるんですよね。
さて、私たちは「遺伝子」か?「環境」か?によって、長い間、論争が続いてきました。
人の運命は遺伝子情報だけで決まるものではなく、環境のみで決まるわけでもなく、
両方の組み合わせによって決まるということがわかっている。
そうカロリンスカ研究所の博士たちは語っています。
人の遺伝子の数はおよそ2万3千個。そして脳には1,000億個の細胞があり、
細胞同士のつながりの数は100兆にもなるそうです。
たった2万3千個の遺伝子では100兆ものつながりを支配ではない。
ということだそうです。
星占いでも常に頭を悩ませている問題「生まれつきの運命」が先か?それとも「性格」が先か?この問題は常に悩ましいのですが、遺伝子と環境同様に、生まれついての運命も性格と両方の組み合わせによって人は導かれていくのだと思います。
たった10個の天体の星の配置では人間の複雑な心模様、性格など数にしてみたら、何百、何千というような形になるのでしょうか?
それを支配することはできないのと同じですね。
なので、やはり人は良い運の人と出会い、共に成長していくことで、
さらに自分の運を開花させることができるのです。
さて、脈拍を高める努力をすると、IQも高くなることがわかっているそうです。
運動ではなくて、ただ遊んでそうすることでも成果はあると出ているそうです。
筋トレと知能指数には相関関係は見られなかったそうなので、
筋肉隆々になってもなかなか賢くはなれないようです。
またクロスワードパズルを解いても脳細胞が若返ることはないそうです。
とにかく運動です。
認知症の一番の薬は「運動」だとも書いてあります。
自粛中、どうしても椅子に座ることが多いのではありませんか?
また、部屋でゴロゴロしてしまい、歩くことも少なくなっているのでは?
1日20分だけ歩く、それだけで十分脳の萎縮は食い止めることができるようです。
科学的エビデンスが「動け」「歩け」と言っています。
さあ、今日から早足で歩いて、脳細胞を2パーセント増やしていきましょう。
星占いでは人間の各臓器、部位に星座がつけられています。
それは15世紀の医師であり、化学者であり、錬金術師であり、占星術もこなした
パラケルスス(1493年11月10日生まれ・蠍座もしくし、12月17日生まれ・射手座)が適格に示しました。
星占いでは脳、頭は牡羊座の部位です。
そして牡羊座の守護星は火星、
火星はスポーツ、肉体、運動の星です。
脳=運動は星占いではぴったりと連動しているのです。
なんと不思議なことでしょうか。
「地球上に始めて現れた脳細胞の最も大切な仕事はその生物を移動させることだった」
「体を動かさなければ、そのためにできている脳も機能ではきないのである」
ということは、脳=牡羊座、運動=牡羊座
世界最高峰の医学研究機関が、星占いを実証してくれたようでもありました。
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