[:ja]デービッド・アトキンソンの本で目から鱗[:]

2019年09月29日(日)4:18 PM
[:ja]

デービッド・アトキンソンの本で目から鱗

 

「国連の分岐点」デービッド・アトキンソン氏(1965510日生まれ・牡牛座)の本は衝撃的でした。

昔、カレル・ヴァン・ウォルフレン(19414月生まれ)の官僚政治についての本も衝撃的でしたけれど、国連の分岐点も物事の本質をついてあり、日本の行くべき方向を明確に示していました。

どうして外国人の方が日本の本質についてわかるのでしょうね?

アトキンソン氏は牡牛座生まれで生出時の天王星は乙女座にあります。

火星も乙女座にあるのでとても分析能力に優れている生まれと鑑定できます。

あなたも乙女座に火星があれば、批判精神、分析能力共に素晴らしいはずです。

その力を書籍に生かしてみてはいかがでしょう。

 

さて、この本には恐ろしい事実Factが沢山書いてありました。

2019年3月から2人に1人の運が悪くなる時代に突入していることもあり、

この事実を星占いファンの皆様と共有したいと思い書いてみます。

 

現在の日本の総人口は12396万人ですが、

国立社会保障・人口問題研究所の2012年の推計によると、

現在(生産年齢人口)6530万人ですが

2060年には3264万人減少してしまうという計算がなされています。

だいたい、今のイギリスの人口と同じくらいになると考えられています。

 

2060年、海王星が双子座に位置、土星が双子座入りする年です。

冥王星は魚座、天王星は蠍座に進行している年です。

確かに10代の子供たちの不運が出ていますね。

若い人たちは今以上に辛い未来が待っているようです。

 

今後2060年までにドイツは1000万人 生産年齢人口が減る

        イタリアは500万人

                            スペインは300万人 

                            日本は3264万人

日本はダントツの1位。

先進国と言われている中で他とはくらべものにならないくらい。

もはや一刻の猶予もないことがすぐわかります。

非常事態宣言が出てもおかしくない日本なのに、

なんとまー、のんびりしていること。

異常事態に顔を背け、自分の保身のことしか考えていないリーダーの皆様の多いこと。

 

あー、40年後なんて自分は高齢施設にいるか、天国よ。

なんて言ってはいられません。

私たちの愛する子供たち、孫たちが、とんでもない苦労をすることになるのですから、

私たちはしっかり目を開いて、愛する人たちのために今、考え、行動しなければなりません。

 

アトキンソン氏が言うには、日本はアメリカの物真似ばかりしている。

古典的なアメリカ好きのエコノミストたち、政府の役人たち、経済評論家たちはアメリカの機嫌をとり、アメリカの物真似さえしていれば景気は回復し、日本経済は維持できると思っているので金融緩和、金融緩和と場当たり的な政策、対処療法的な国策だけをやっている。

そして、いつもから振り。

 

アメリカは今でも人口が増えている国です。

日本はどんどん人口が減っている国です。

 

成長している子供の食べ物と、老けていく老人の食べ物に違いがあるように、

アメリカと日本の景気対策は根本から違うはずです。

なのに、日本はいまだ、アメリカの真似ばかりしているので、どんどん国の経済は悪化している。

アトキンソン氏は呆れています。

 

そーなんですね。

その理屈、主婦でもよくわかります。

当たり前じゃないの。

だいたい、世の中のことでそんなに難しいことなんてないんじゃないかと思ってしまいます。

なんで一流の頭脳の持ち主とされている日本のトップリーダーたちにはその理屈がわからないのでしょうね?

日本の景気対策は老人用の食生活に変わっていかなくてはならないのです。

それなのに、相変わらずアメリカの物まね。

だから私たちの暮らしは一向によくならないのですね。

大いに納得です!

これで一つ謎が解けました。

 

そして、次の謎です。

GDPは中国に抜かれて今は世界3位になりましたが、

いつもスゴイわねーと思います。

しかしです。

1人当たりのGDP順位は昨年26位、

イタリアとほぼ同じくらいのところをうろうろしています。

日本は貧しい若者も増えて、シニアの暮らしも厳しくなり、

子育て世代もゆとりがなくなっている。

それは世界26位、ちっともお金持ちではないからなのね。

 

では、なんでそうなるのかしら?

3位と26位の謎・・・・・。

 

それは日本は小さな企業で働く人たちが多いからだそうです。

アメリカは小さな企業で働く労働者は世界1少ないそうです。

多くの労働者が大企業に所属しています。

でも日本は世界の中でも中小企業で働く人の割合がとても高いそうで、

そのことが個人GDP26位の原因だそうです。

日本の生産性が低い、(賃金が低い)本当の原因はそこにある。アトキンソン氏は訴えています。

 

世界に通用するような大企業であれば①技術を買うお金がある②活用できるというメリットがあり、そけが経済成長につながるということ。しかし中小企業は①技術を買うお金がない②買うつもりもない③かりに買っても活用できない。

日本はこの負の3点セットの中小企業が沢山あり、それを政府が補助金で支援しているので、

なかなか成長率が上がらないということなのです。

 

なーるほどね。

それで3位と26位の謎も解けたようです。

 

アトキンソン氏は言っています。

「国というのは、人口が増加すればGDPは上がるものなんです」

日本がGDP世界2位になった頃、先進国の中で日本は世界2位の人口を誇っていた。

だから、2位だったのだ。

と、アトキンソン氏は言っています。

「え、それじゃあ、技術力は関係ないの?日本の技術が素晴らしくて、昔は良い技術があった。だから、日本の国は世界で2位の実力国だったんだ」って。

 

皆さんもよく聞いていますね。

「下町ロケット」に代表されるように、小さな工場でも、技術力が素晴らしくて、大企業以上にスゴイことができて、日本はそんな技術大国だったから、世界2位だったんだ。

私もこの本を読むまでそう信じていましたが、

それは違いました。

ただ、単に日本の人口が世界2位だったから、2位になっただけのことでした。

 

このままでは日本は崩壊し、社会保障制度も持つはずがない。

それではどうしたらいいのでしょうか?

 

アトキンソン氏は賃上げするしか方法はない。と言っています。

年収400万円の人が今は二人いるけれど、やがて一人になってしまう。

その時に年収一人800万であれば、今まで通り維持できる。

 

そうなると、「そんなに支払ったら、会社が倒産しちゃうのでは?」と心配になりますが、

アトキンソン氏の祖国イギリスの政府が大学に調査を依頼して、20年間調べたデータによると、

賃上げしたら、経営の工夫と社員のモチベーションが上がり、労働生産性が上がった。

という結果になったそうです。

 

イギリスでできることが、何故、日本ではできない?と、

アトキンソン氏は怒っています。・

 

ということで賢い日本人であれば、たった今から老人国に住む覚悟を決め、

子供の教育方法も、夫婦の在り方も、老後の暮らし方も、すべて0ベースで考え直したいものですね。

 

世界的投資家のジム・ロジャース氏(1942年10月19日生まれ・天秤座)は言っています。

「投資だけではない、仕事であれ、人生そのものであれ、成功したければ

、将来を予測しなければならない

 

これからの時代、老人食に切り替えて、すべて方針転換しなければならない時代、

ますます星占いセオリーが皆様のお役に立てると信じています。

 

            

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