故・浅利慶太さんの妻選びに見る生き方
故・浅利慶太さんの妻選びに見る生き方
元AKB48の前田敦子さん(1991年7月10日生まれ・蟹座)と俳優の勝地涼さん(1986年8月20日生まれ・獅子座)が7月30日電撃結婚しました。
今年の春頃から急接近で半年でのゴールインだそうです。
星占いファンの皆さまなら「そりゃあ、そうよ」とわかりますね。
蟹座は今年、12年に一度の大恋愛のときなんです。
前田敦子さんが惚れて惚れて、惚れ抜いての結婚です。
勝地さんは満月生まれであり、離婚する可能性もありますが、
星占いで見れば、前田敦子さんは前世の配偶者です。
だから半年で結婚できたのでしょう。
そのうち「赤ちゃんできました」というおめでたい報告もあるかもしれませんね。
前田さん、勝地さん、おめでとうございます。
さて、私が今、気になっているのは亡くなられた浅利慶太さんの妻選びです。
「キャッツ」「ライオンキング」「美女と野獣」など
劇団四季は本当に色々な舞台を手掛けて私たちを楽しませてくれた浅利慶太さん(1933年3月16日生まれ・魚座)。
劇団四季の創立者であり名演出家でもあり、宝塚と共に日本のミュージカルの基礎を築いてくれた方でもあります。感謝、感謝です。
その浅利さんが7月13日に85歳でお亡くなりになりました。
とても気になった訃報でした。
ライオンキングの初演は1998年。
ただ、見たくて見たくて電話をかけまくり、
やっと手に入れたチケットで子供たちと劇場に向かいました。
ステージにはアフリカの草原が広がっていた。
「面白いね~」
子供たちにもわかりやすいのでとても良かったですね。
浅利慶太さんは魚座生まれ。
月は蠍座に位置、愛の星・金星も魚座に位置、冥王星は蟹座にあり、幸運の大三角形が作られているときに誕生しています。
生まれついた幸運であることは約束されています。
魚座はサービス精神旺盛な星座、奉仕の気持ち、ボランティアの精神にあふれている星座です。
「芝居で食べられるようにしたい」ということがきっかけとなり、
1953年に劇団四季を立ち上げ、
現在では観客動員数、3,000,000人、
年間3,000公演、
劇団員約1,300人
そんな大きな演劇集団に育て上げています。
月が蠍座に位置しているので、実に情愛深い性格ではないでしょうか。
過去のことを忘れない、いつまでも記憶に残し、ずっと覚えている。
人から受けた恩も忘れない。
ただ、浅利慶太さんの結婚の室には凶星・火星、海王星、そして木星と3つの大惑星が勢揃いしています。
情愛深く、優しいから、恋人になった人は幸せでしょう。
しかし、彼の結婚の室には3つの惑星、つまり結婚に関しては3つ問題があるということです。
火星が乙女座に位置しているので、結構辛辣なことを言ったかもしれませんね。
潔癖症なところもあり、こだわりは強い人だったでしょう。
こでなければいけない!ということがハッキリしている。
だからこそ、女性の好みもうるさかったかもしれません。
浅利慶太さんは事実、3度結婚されています。
3つの惑星が結婚の室にあり、3回の結婚。
うーん、ぴったりだわ。
そしてお相手の皆様は劇団四季に所属の女優さんばかりですから、
お相手の生年月日もしっかりわかりました。
最初のお相手は藤野節子さん(1928年11月3日生まれ・蠍座)です。
共に劇団四季創立に力を出し合ったとあります。
1953年に劇団四季は創立されていますから、その頃二人は愛を確信していた。
浅利氏の月が蠍座、藤野さんは蠍座生まれ。
似ているところがたくさんあったことでしょう。
話せばわかる、意見も一致、同士ですね。
しかも、藤野さんは浅利氏より5歳年上の姉さん女房です。
その美貌、その生き方など浅利さんは尊敬した。
頼れるところもたくさんあって、困難なことに向かっていくには最高のパートナーだったかもしれません。
藤野さんの月は蟹座にあり、とても面倒見の良い方だったと出ています。
浅利さんが時には母親のように甘えることができた女性が、藤野さんだったのでしょう。
2番目の妻は同じく劇団四季の女優さん、影万里江さん(1935年7月19日生まれ・蟹座)です。
1957年に劇団四季に入団し、その後1981年に46歳で亡くなられるまで、女優として活躍、そして、その間に浅利さんと結婚し、離婚したということです。
影さんは浅利さんより2歳年下です。
月は魚座にあり、蠍座には木星が位置しているときに誕生しています。
魚座の浅利さんにとって、実に好ましい星の配置を持っていた女性です。前妻同様に浅利さんはよく似た感性の持ち主であり、意見もぴったり合うことが多かったでしょう。
影さんは蟹座なので時には童女のような面も見せて、可愛く甘えるところもあったはず。
月が魚座なので献身的でとてもよく尽くされたはず。
影さんの墓碑には「嵐のような人生だった」と刻まれているそうですが、
浅利さんはさんの献身的な愛に支えられて素晴らしい発展を遂げた。
しかし多くの悩ましいことを押し付けた、また浮気もしたのかもしれませんね。
影さんは離婚後に亡くなっていますが、にもかかわらず彼女は浅利さんの実家の墓に葬られています。
舞台のために生涯捧げた影さんに対しての浅利さんの心からの感謝の気持ち、愛がそこに見えるような気がしますね。
3番目の妻は野村玲子さん(1961年8月21日生まれ・獅子座)です。
前妻お二人と同様に劇団四季の女優さんです。
なんと浅利さんよりも28歳も若い女性です。
1981年に劇団四季に入られています。
1981年と言えば、浅利さんの愛する妻だった影さんが若くして亡くなられた年。
その頃から、浅利さんに混乱、錯乱が押し寄せたと思えます。
このへんで浅利さんの人生は激変しているかもしれません。
前前妻、前妻は浅利さんと同じ水の宮の人たちです。
※水の宮とは魚座、蟹座、蠍座を示します。
しかし、野村さんだけは違う。
火の宮の人です。
獅子座は生まれつき王者、女王の星です。
その輝きはまぶしいほど、光輝いている。
浅利さんは人生の最後に光を求めた。舞台そのものを求めた。
自分を理解し、守り、育て、共に歩いていく人ではなく、
ただ、まぶしいほどに輝いている舞台人を求めた。
星占いで想像してみると、そんなことが言える妻選びだったと思えます。
浅利さんは紫綬褒章などの二つの叙勲を辞退されています。
文化に全く理解のない政府に対しての怒りも?あるのかしら?
それにしても、3度の結婚。
その時、その時に必要な女性と出会い、共に成長し、共に生きる。
これこそ、生きた人間としての生き方。
浅利さんは日本という舞台で最高の男としての愛ある人生を演じ切りました。