昔はずいぶんと

2017年06月24日(土)9:54 PM

「昔はずいぶんと」

 

昔はずいぶん、厳しい占い判断をしていました。

恩師の故・銭天牛は(山羊座)

「雑誌に星占いを書くときは、白黒はっきりしなければならない。

何故なら、はっきりしないものは占いではない。それは人生相談だ。」

いつもそう言ってハッパをかけられていたこともあり、

原稿を書くときは、いつもその言葉を心に止めていました。

原稿を書き始めて何年かして、小学館の週刊誌の星占いページの仕事をいただいたときも

「よし、はっきり書こう」と意を決して書きました。

けれど・・・

副編集長に「こんなボーナスが出る時期でもないのに、大金が入るわけがないだろう」と

怒鳴られたことがありました。

「日食、月食がいったい何なんだ。どうでもいいことは書かなくていい。もっとちゃんと書け」と電話で恐ろしい声で言われたこともよく覚えています。

 

はぁ??

「それなら、あなたが常識を書けばいい」

そう言いたかったけれど・・・残念、言えませんでした。

 

ということもありましたが、銭天牛先生の言葉を忠実に守っていたような気がします。

そう、どんな時も厳しく、別れの運があれば「別れる」、

「倒産する」「ガンになるかも」と。

きっぱり書いていたような気がします。

しかし、年を重ねるごとに、確かに運命はあるのだけれど

運命の前に性格があるのでは?と思うようになってきました。

 

運命が先か?

性格が先か?

ニワトリが先かタマゴが先か?

似たようなものですね。

 

確かに目に見えない運命の糸があり、運命通り生きているように見えます。

大学教授の家に生まれていても、生まれつき学校運の良い子供は苦労しないで、ちゃんと志望校に入ります。しかし、学校運のない子供は、いくら両親か賢くても残念、受験には失敗し、挫折していることが多いように思えます。

恋愛運の良い時間に生まれていたら、さほど親切でもなく可愛いいわけでもないのに、

モテル。不動産運の良い友達は、やっぱり自宅がビル経営、町内一の広い土地もち。

 

運命は確かにある。

でも、運命は自分で創ることもできるはず。

そうでなければ、生きていくことはちっとも面白くない。

 

星占いの教科書では運勢をしっかり学びますが

しかし、それだけではなく、それと同じ分量で12星座の性格もしっかり学びます。

 

性格を磨くことは、運を上げることと同じであり

性格が悪ければ、運を下げることと同じなのではないでしょうか?

 

それなら、いい性格って??

何がいい性格なのか?

これは星が教えてくれています。

星占いの最大級のラッキースター、木星は素晴らしい運勢、性格をもたらしてくれます。

木星は幅広い、楽観的、柔軟性ある星であり、人類の最高の姿を示しているでしょう。

 

デンマークの最新テクノロジーを駆使しての未来都市作りの建築家ビャルケ・インゲルス(1974102日生まれ・天秤座)の精神

「イエス・イズ・モア すべてを受け入れるほうがより豊か」

これに尽きるのではないかと思います。

 

すべてを受け入れる。

まるでゴッド、マザー、エンジェル・・・・。

 

さらに年を重ねたら、違うことを言い始めるかもしれませんけれど、

今はそんな気持ちです。

 

人間が生きていく目的とは、成功することだけじゃない、

人間として魅力ある、成熟した人物になることが、人間が人間らしく生きる目的なんじゃないのかしら・・・。

 

そろそろand GIRL 8月号、2,017年下半期の星占い特集号が出ます。

皆さま、どうぞお買い求めくださいませ。

あなたの下半期の課題が見えてきますよ。

 

 

 

 

 

 

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