昔はずいぶんと
「昔はずいぶんと」
昔はずいぶん、厳しい占い判断をしていました。
恩師の故・銭天牛は(山羊座)
「雑誌に星占いを書くときは、白黒はっきりしなければならない。
何故なら、はっきりしないものは占いではない。それは人生相談だ。」
いつもそう言ってハッパをかけられていたこともあり、
原稿を書くときは、いつもその言葉を心に止めていました。
原稿を書き始めて何年かして、小学館の週刊誌の星占いページの仕事をいただいたときも
「よし、はっきり書こう」と意を決して書きました。
けれど・・・
副編集長に「こんなボーナスが出る時期でもないのに、大金が入るわけがないだろう」と
怒鳴られたことがありました。
「日食、月食がいったい何なんだ。どうでもいいことは書かなくていい。もっとちゃんと書け」と電話で恐ろしい声で言われたこともよく覚えています。
はぁ??
「それなら、あなたが常識を書けばいい」
そう言いたかったけれど・・・残念、言えませんでした。
ということもありましたが、銭天牛先生の言葉を忠実に守っていたような気がします。
そう、どんな時も厳しく、別れの運があれば「別れる」、
「倒産する」「ガンになるかも」と。
きっぱり書いていたような気がします。
しかし、年を重ねるごとに、確かに運命はあるのだけれど
運命の前に性格があるのでは?と思うようになってきました。
運命が先か?
性格が先か?
ニワトリが先かタマゴが先か?
似たようなものですね。
確かに目に見えない運命の糸があり、運命通り生きているように見えます。
大学教授の家に生まれていても、生まれつき学校運の良い子供は苦労しないで、ちゃんと志望校に入ります。しかし、学校運のない子供は、いくら両親か賢くても残念、受験には失敗し、挫折していることが多いように思えます。
恋愛運の良い時間に生まれていたら、さほど親切でもなく可愛いいわけでもないのに、
モテル。不動産運の良い友達は、やっぱり自宅がビル経営、町内一の広い土地もち。
運命は確かにある。
でも、運命は自分で創ることもできるはず。
そうでなければ、生きていくことはちっとも面白くない。
星占いの教科書では運勢をしっかり学びますが
しかし、それだけではなく、それと同じ分量で12星座の性格もしっかり学びます。
性格を磨くことは、運を上げることと同じであり
性格が悪ければ、運を下げることと同じなのではないでしょうか?
それなら、いい性格って??
何がいい性格なのか?
これは星が教えてくれています。
星占いの最大級のラッキースター、木星は素晴らしい運勢、性格をもたらしてくれます。
木星は幅広い、楽観的、柔軟性ある星であり、人類の最高の姿を示しているでしょう。
デンマークの最新テクノロジーを駆使しての未来都市作りの建築家ビャルケ・インゲルス(1974年10月2日生まれ・天秤座)の精神
「イエス・イズ・モア すべてを受け入れるほうがより豊か」
これに尽きるのではないかと思います。
すべてを受け入れる。
まるでゴッド、マザー、エンジェル・・・・。
さらに年を重ねたら、違うことを言い始めるかもしれませんけれど、
今はそんな気持ちです。
人間が生きていく目的とは、成功することだけじゃない、
人間として魅力ある、成熟した人物になることが、人間が人間らしく生きる目的なんじゃないのかしら・・・。
そろそろand GIRL 8月号、2,017年下半期の星占い特集号が出ます。
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あなたの下半期の課題が見えてきますよ。
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