医療雑誌「集中」の尾尻氏による医師のタスク・シフトの話
医療雑誌「集中」の尾尻氏による医師のタスク・シフトの話
ぽかぽか陽気の一日、グローバルロータリークラブの卓話に寄せていただきました。卓話者は集中出版の尾尻佳津典氏(獅子座)で、「日本の医療について」のお話です。
一般国民が知らない医療のことを教えてくれる尾尻氏です。
2024年4月から一般企業ではすでに始まっている働き方改革が、ついに医師にも適用されるようになります。厚生労働省の指示のもと、医師の時短、早く家に帰れるシステムがスタートします。
今年の3月24日から5月1日まで、凶星・土星と火星が魚座を同時進行するので、
一体どんな悪いことが起こるのか?と心配していました。
魚座は海、ガス、薬品、芸術、音楽、介護、ダンサー、ボランティア、宗教、形のないものなどを示す星であり、犠牲的精神、奉仕の活動などを示している星でもあります。
何か悪い薬でも出てくるのかしら?またおかしなウィルスでも出てくるのかしら?
何かガス中毒とか海難事故とかが発生するのかしら?と考えていましたが・・・
もしかしたら、この医師の働き方改革が土星と火星の打撃で、私たちに被害をもたらすものかもしれません。
4月から医師の働き方改革が始まると、医師の時間外労働の時間は半分になり、タスク・シフト(時短)が行われることで医師の夜間診療や外来の時間なども減ってくるということです。今まで一人の医師が一人の患者を責任もって診ていたけれど、時短となると、一人の患者を2人の医師が担当するということにもなりかねないそうです。
救急に関しても今でも救急車のたらいまわしが問題となっていますが、
救急救命士などの時短もあるので、さらに救急車は不足し、多くの国民はそのことにより、十分な医療を受けることができなくなると危惧していらっしゃいました。
フランスでは医師のタスクシフトはすでに当たり前のこととなっているそうで、なんと手術中に自分の時間がきたら、さっさと手術を止めて、次の医師に患者をバトンタッチする行為がしばしば行われているそうです。
日本もそうなっていくのかしら?
厚生労働省のデータでは医師の大部分は時短に関して大変良いと答えているそうなのですが、厚生労働省ではない調査であれば医師は本当はそんなことは望んでいない、患者とはしっかりと向き合いたい、自分できちんと診たいと思っていると答えているという話もあります。
この厚生労働省の時短推進者のせいで、医師は昔は人の命を救う神様みたいな存在だったけれど、これからはただの労働者と同じレベル、ただの労働者に位置付けられることとなるそうです。
確かに医者は重労働であるのはわかります。
以前うちの娘が夜、突然苦し出し、救急外来で夜遅くに大学病院を訪ねたときは、検査などで時間がかかり、なんと深夜2時頃までなんだかんだと大変でした。
娘の担当医の先生も駆けつけてくださり、もう時間外もいいところ、担当医の先生は夜勤でもないのに、
深夜2時まで検査結果など出るまで私と共に見守ってくださり、入院手続きまで世話してくださいました。
そのときの心強かったこと。本当に神様のように思えました。それを当たり前だと思ってはいけないことはよくわかります。
しかし、病気になったとき、家族が苦しみ出したときは、みんな心細く、医師しか頼る人はいないのです。
ドクターは星占いでは土星の支配です。
しかし、医療行為は弱者救済、薬など使用し、奉仕の精神、犠牲的精神のもとに成り立っている。
弱い者に寄り添い、弱い者を助ける。医療行為は魚座そのものかもしれません。
医者は土星の人でもあり、魚座の星の人でもあるのです。
その犠牲的精神、奉仕の精神が土星と火星の同時進行で、医療が危機に陥るということなのでしょう。
タスク・シフトという制度導入だけで、医者も国民も幸せになれるのでしょうか?
尾尻氏はタスク・シフト導入で10年後には確実に医師のレベルは確実に下がるとおっしゃっています。
医療雑誌「集中」には医療の真実が書かれています。
是非皆様お読みくださいませ。
星占いもしっかり掲載されているので、是非ね。
集中出版 | 集中出版 (medical-confidential.com)
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