「ウクライナは素晴らしい!ロシアは悪魔だ!」これにいつも気持ちの悪さを感じていました。
「ウクライナは素晴らしい!ロシアは悪魔だ!」これにいつも気持ちの悪さを感じていました。
書店に行けば和田秀樹先生(1960年6月7日生まれ・ドクター)の本が
沢山並んでいます。
70歳の壁、80歳の壁・・・・どれもやがて手に取らないといけない本のようです。
さすが双子座だけあって、ずいぶんたくさん書いていらっしゃいます。
すでにお亡くなりになりましたが、医者で作家だった、なだいなだ先生も双子座生まれでしたね。
たくさんの読みやすい本を書いていらっしゃいましたので若い頃何冊も読んだ覚えがあります。
双子座は双子ということだけあり、2つの才能に恵まれている人が多くみられます。
あなたが双子座であれば一つの世界に満足することなく、もう一つ、やってみるとよいかもしれませんよ。
他の人なら困難なことも、双子座であればすいすいとうまくやりこなしていけるはずです。
特に双子座には文才が与えられていますから、エッセイ、小説、詩など書いてみてはいかがでしょうか?
さて、その和田先生のユーチューブチャンネルに先生の中学、高校の同級生である
中田孝先生(1960年7月22日生まれ・蟹座)が登場しました。
中田先生は東大でイスラム文化の専門を学び、現在は同志社大学教授、イスラム青年会議の日本代表も務めていらっしゃる方です。
中田先生はアラビア語に長けていらっしゃるそうで、イスラムの研究を通じて、ロシア、チェチェン、アゼルバイジャン、カザフスタン、アフガニスタン、イラク、トルコ、シリアなど、日本人には遠い国、よくわからない国の内情をよくご存知です。
中田先生が「ウクライナは素晴らしい、ロシアは悪魔だ」今の日本はこういう意識で固まっているけれど、それは全体主義という。(全体主義とは個人の自由や社会集団の自律性を認めず、個人の権利や利益を国家全体の利害と一致するように統制を行う思想または政治体制である)
そうおっしゃいました。
私は今まで自分の中で沸き起こっていた気持ちの悪さの原因を始めて知ったような気がしました。
そうなんだわ、全体主義。キモイ。
本当に気持ちが悪い。
打倒アメリカということでWBCで日本人が一つにまとまるのは気持ちがいいものですが、
ウクライナは素晴らしくて、ロシアは悪魔ということで日本人が一つにまとまるのは、気持ちが悪いんです。
そうなってはいけないのだと思っています。
中田先生はテレビのコメンテーターとして出演されている大学教授はほとんど、ロシア、プーチンに批判的な人たちばかりだそうです。そういう教授がロシアの正しい内情を知るわけがないと語っています。
自分のことを好きではない人に、自分の話はしませんよね。
それと同じくロシアに好意的な人に対してはロシアも情報提供するけれど、
ロシアに敵意を持つ人に対しては情報提供するはずがないので、
テレビで話をしても、その内容はロシアの本質をわかっての話ではないかもしれません。
ロシアはウクライナを攻める以前、イスラム世界にとにかく悪いことをたくさん仕掛けていたそうで、イスラム国家はロシアに長い間、苦しめられていました。
しかし、西欧諸国、アメリカ、日本はそういうことはあまり報道しない。
また、支援もあまりしてこなかった。
またチェチェン独立戦争のとき、ロシアはチェチェン100万人ほどの人口の国でしたが、その国民の10万人から20万人も殺したのに、その時も西欧諸国、アメリカ、日本はあまり報道もせず、支援もしなかった。
今のウクライナとロシアとの戦争より、もっと悲惨なことが行われていたにも関わらず
西欧諸国、アメリカ、日本はきちんと報道することもなく、支援も薄かった。
アメリカは口先だけで、何の行動も起こさなかった。
世界がチェチェンを始め、イスラムの貧しい国を助けないのは、メリットがないからでしょう。
今風に言えば、コスパが悪い。
貧乏国を助けても何の利益もない。
しかし、ウクライナに対しては異常なほどの報道量と支援を繰り返している。
和田氏も中田先生もそのことに疑問を呈しています。
私もそれが気持ち悪くて仕方ないのです。
何故ウクライナは支援するか?
コスパがいいからかもしれません。
ウクライナの肥沃な土地はアグリビジネスにとってみると、膨大な利益につながるところでしょう。
和田氏は言っていましたが、国民も全員が武器を持ち、総動員することがあれば、
国際法上、国民全員が戦士ということで、相手国は殺してもいいことになっているそうです。
今のウクライナはゼレンスキーが武器を持て、戦えと国民全員を支配し鼓舞しているので
ロシアがウクライナ市民を巻き添えにしたとしてもそれは国際法上悪くないということだそうです。
へんな国際法があるものだと思いますが・・・・
東京大空襲のときはなかったのでしょうか?
アメリカは武器をもたない日本人、東京都民を10万人殺したのですから、
それは罪にならないのでしょうか?
和田氏も中田先生も現在、報道規制があり、本当のウクライナ市民の話は報道されていないのではないか?と言っています。
もう、戦争やめたい、もう戦いたくないと思っている人たちだってたくさんいるはず。
しかし報道されるのは、しっかり戦ってロシアを倒したいから武器をくれ。
そんな話ばかり報道されています。
これはおかしいのではないかと思いますね。
私たちは騙されないようにしないといけないのではないでしょうか?
そんなにウクライナの人たちは戦うことに意欲的なのでしょうか?
もう殺し合いはやめて、解決法を探してと云いたい人はたくさんいるのではないでしょうか?
冷静な目で世界を眺めていきたいと思います。
岸総理(獅子座)がキーウ入りしてゼレンスキー大統領と会うことになりましたけれど、
獅子座は今、大吉星・木星が海外の室にいるので、外国は幸運な土地となっているので、
出掛けていっても悪くはないでしょう。
しかし、武器供与することはできないので、また支援金をたくさん出すと約束をして帰国するのでしょうか。
ウクライナだけではなく、トルコもシリアもお気の毒な状態です。
日本は地震大国で、地震後はしっかりと復興も遂げています。
岸総理はウクライナなどに行くのではなく、大地震で被災したトルコ、シリアを訪ね、さらに多くの支援を約束したほうが、国際的には素晴らしいバランスとなり、
日本独自の技術、日本人らしい国際協力ができたはずです。
すでに岸田総理はトルコのエルドアン大統領にはお見舞いの電話もして、
日本はトルコに11億円支援金を出しますが、
それ以外のことでもトルコ、シリアにさらに救いの手を差し伸べてあげたら、
そのほうが日本としての国力を示す良いチャンスであり、
世界の国々から尊敬を集めることになるのではないでしょうか?!
武器は売らない、戦争はしないという立派な国なのですから、
もっと日本ならではの国際協力、個性的な外交の仕方があるのではないかしら?
5月18日に大吉星・木星が牡羊座から移動していくので、戦争はきっと下火になります。
そうなることを心より祈っています。
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