3月10日の東京大空襲から今年で78年目となりました。
3月10日で東京大空襲から78年目を迎えます
亡くなった母がよく話してくれたことがありました。
第二次世界大戦中、東京大空襲の日の出来事かどうかは不明なのですが、
屋根の上で焼夷弾と戦った話しです。
母の一生のうちで一番怖かった記憶だったのでしょう。
私が幼い頃から何度も話してくれたことを覚えています。
「父の号令で、家族みんなで屋根の上に登るの。箒をもって焼夷弾が落ちてきたら、
それを叩き消すのよ」
空からヒューヒューと音を立てて火の玉が降ってくるのですから。
それをまだ中学生だった母は屋根瓦の上に踏ん張り、箒で焼夷弾と戦ったのですから
さぞかし怖かったことでしょう。
「あ~もうだめだと思ったときね、ふーーーーっと風が吹いたのよ。
そうしたらね、うちに屋根の上に落ちてくるはずの焼夷弾が全部隣町に向かって流れていったの。
隣町は火の海になったけれど、そのお陰で命拾いしたのよ」
母の実家、浅草、小島町の家での出来事です。
その時、もし、焼夷弾が母の家に落ちていたら、私は生まれていなかったということね。
1945年3月10日、アメリカ軍のB29による攻撃で、
一夜にして十万人以上の都民が焼死したのでした。
「ペーパーシティ」という映画を製作したオーストラリア人のエイドリアン・フランシスさんは東京大空襲で
十万人以上の人たちが亡くなったのに、
慰霊碑もなく、日本人は一体どうしたのだ?と問いかけています。
2005年に上野・寛永寺の中に海老名香葉子さん(1933年10月6日生まれ・天秤座)初代の林家三平さんの奥様ですね。有志一同が建てた慰霊碑が登場しました。
さすが平和の使者(天秤座は結婚の星、平和の星です)
海老名香葉子さん
それにしても日本人は、東京人は、外人の目から見るとずいぶんと大人しいのでしょうね。
もし日本人がアングロサクソンほど強い人種であれば、すでに墨田川のほとりに大きな慰霊碑が建ち、
毎年アメリカ大使が犠牲者に対して花輪を掲げ、黙祷することとなったことでしょう。
昨年春より木星が牡羊座進行していることもあり、各国軍事に関しては熱心で、ウクライナ支援なども積極的に行い、武器の製造、購入にも忙しいようです。
牡羊座は戦いの星・マースが守護星ということもあり、戦うことに元気の出る年となっています。
しかし、今年は5月18日から木星は牡羊座を去り、牡牛座へと進行していきます。
牡牛座の守護星は金星で快楽とお金、花、ファッションの星です。
その日を境に軍事部門は静かになり、次第にみんなお金大事な方向へと向かっていくのではないかと思います。
武器なんか捨てて、みんな花を咲かせてください。
あ、そういえばそんな絵本があったと思います。
大砲からたくさんの花が飛び出してくる絵本
そんなほっこりする時代が早く来ますように💛
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