滝鼻卓雄氏(獅子座)の鉄拳、ついに出たーーっ。
滝鼻卓雄氏(獅子座)の鉄拳、ついに出たーー。
酒鬼薔薇聖斗(蟹座)の手記「絶歌」は2015年6月28日に出版されました。
来月、6月、7月と増刷されるということで今、大問題となっています。
遺族の心を逆なでするような本の増刷がどうして決まるのでしょう?
アメリカには「サムの息子法」という素晴らしい法律があり、
犯罪者が本を書いて得た収益は、一般の人たちにすべて贈られるというものです。
一刻も早く、このような立派な法律が日本でも作られるべきでしょう。
そうしなければ、犯罪を犯した人だけが、いつも自分の思いを遂げることのできる、
実に不公平な国になってしまいます。
犯罪者はいつも強者、いつも自分のやりたいことができる。
被害者はいつも弱者、いつも忍耐を強いられてしまう。
それではおかしい。
こんなおかしな国では国民は決して幸せになれません。
アメリカにはいつも救いがあるような気がします。
ニューヨーク駐在記者だった故・有吉正一郎氏の「ニューヨーク」という本をたまたま、
読んだのですが、1960年代、1970年代のアメリカのことが詳しく書いてありました。
そこに「アメリカは、相反する力が、たえず同じくらいのエネルギーでぶつかっているのだ」と書いてありました。
犯罪者を人権で守ろうとする力が100あれば、被害者を人権で守ろうとする力も100あるのでしょう。
相反する力が同じくらいのエネルギーでたえずぶつかっている国。
それはもう、50年前から変わらない、いえ、建国のときからアメリカには変わらずにある精神なのかもしれません。
あ~羨ましいわ~。
今の日本はどうでしょうか?
一強に近い形で、すべてが進行している。
お偉い方が黒と言えば、みんな黒になってしまう。
真実を、平然と「偽り」だという政府がある。
相反するエネルギーなんて、どこにあるのかしら?
メディアはどうしちゃったのかしら?
そこで、ついに登場です。
滝鼻卓雄氏(1939年8月14日生まれ・獅子座)元・読売新聞社社長、現・フリーのジャーナリストが「記者と権力」という本を4月出版されました。
※獅子座は3室の木星、9室の金星ですから、出版運大吉です。あなたも獅子座なら自分史など出すチャンスかもしれませんよ。
「記者と権力」は、マスメディアは瀕死の状態ではないかと心配された、滝鼻氏の鉄拳の書です。
是非、皆様にも読んでいただきたいものです。
以前、自民党の一部の議員が、
「言うことを聞かないメディアに対しては、広告主を使って圧力をかければいい」というような発言をして騒動になったことがありました。
その時のメディアの反応は「言論の自由への圧力だ」と大反発しました。
それについて滝鼻氏はこう書いています。
政治家の言動を「圧力」と感じるか、それとも「言論と公権力との闘い」と受け止めるかによって、闘いの中心線は全然違ってくる。
「われわれは圧力を受けている被害者だ。」というのは、受け身の姿勢に見える。
反対にジャーナリズムを「公権力をはねのける闘い」ととらえれば、
それはメディアの積極的な姿勢に映る。
この2つの姿勢の違いは大きい。
2つのスタンスを見比べるとき、ジャーナリズムが本来備えているべきマグマ(その時代の重大な真実をつかもうとするエネルギーのようなもの)が、どこかに消えてしまったのでは、とはっと気がつく時がある。
メディアが虚弱になったことを嘆いていらっしゃいます。
射手座に土星が進行していることもあり、メディアはどんどん土星の影響で、ダメになっているのかもしれない。
日本最大数の販売部数であり、売上高4300億円を誇る、読売新聞社が、
5月3日の建国記念日、一面トップに「憲法改正を早期に実現し、2020年施行をめざす」と明言し、政治部長解説記事の末尾には「悲願達成には、もはや猶予は許されないと決断した」と結ぶ文書が出たというのですから、これも驚き。
新聞がプロパガンダしている。やだーーー。
土星は今年の12月20日まで射手座運行、まだまだマスメディアから目が離せません。
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