国民の皆様の本心が反映しない選挙なんて、選挙じゃない。

2017年10月29日(日)10:26 AM

国民の皆様の本心が反映しない選挙なんて、選挙じゃない。

 

ちょっとお固い話で失礼いたします。

 

昨年から18歳から投票できる仕組みがスタートして、

先ほどの衆院選、10代はどのくらい頑張ったのかを見てみました。

18歳の投票率  50,74パーセント

19歳の投票率  32.34パーセント

合計すると41.51パーセント

二人に1人も行かなかったということです。

 

全体の投票率も53.6パーセントです。

つまり、日本の有権者の二人に1人しか選挙にいかなかった。

 

それでいて新聞、テレビなどメディアが「自民党圧勝」とするのはいかがなものかと思っています。

圧勝というのは、国民の7割以上、8割が自民党支持していることを言うのではないのでしょうか?

国民の3割程度の支持で「圧勝」と平気で国民にメッセージを送るメディアもずいぶんとひどいわーと思ってしまいます。

 

言葉は本当に怖いですね。

星占いで言葉は「水星」の支配です。

書くことは水星の支配です。

水星守護星の星座は双子座。双子座は二面性を意味している星座でもあります。

二面性、毒と薬?

本当に言葉、文字には毒と薬の両面があります。

表現一つで勘違いさせてしまうことは多々あります。

 

レディガガ(1986328日生まれ・牡羊座)はある雑誌のインタビューで応えています。

「この世で最もお金がかからず、そしておそらく最も効く薬は、言葉だと思います。」

 

ビッグな歌姫が「音楽」ではなく「言葉」というのだから、私も納得してしまいます。

 

「自民党圧勝」は嘘です。

だから大きな文字で「自民党圧勝」と書いてはいけないのではないと思っています。

政治に関心ない人たちは、その踊った文字だけを見ただけで

「へえー、自民党ってすごいんだー」

「圧勝だなんて、かっこいいな」

と思うこともあるでしょう。

そんな勘違いをさせてしまうメディアの責任、とても大きいと思います。

 

今の政治の状態を、主婦目線で考えてみましょう。

夫婦二人が共働きで、小学生の子どもが2人います。

夫の給料は月、30

妻の給料は月 25万、

その差がたったの5万です。

夫の父はその地方の名士であり2代目です。

しかし妻は苦労人で努力して地方から都会に出てきています。

 

妻は掃除、洗濯、食事、子どもの世話などすべてやり、

日曜日だけ夫が買い物、洗濯など手伝ってくれます。

夫婦で稼いだお金の中から温泉旅行にも家族みんなで出かけていきます。

しかし、外での評価は?

「〇〇さんの家はご主人様の働きがいいから、毎年旅行にも行けるし、過ごすわねー」

「ご主人様もよく買い物にいっているみたいで、家庭的でやさしくていいわねー」

「やっぱりご主人様は家柄がいいから、奥様は幸せよねー」

日曜日にたまたま買い物袋を下げている姿を多くの人たちに目撃されるので、

そんな噂が立ちます。

 

マンションは夫の名義で購入しているので、管理組合員になれるのは、夫だけです。

妻も毎月返済金は出しているにも関わらず、妻は管理組合員になれず、

常に家長として君臨するのは夫なのでした。

 

それで妻は幸せなんでしょうか?

たった5万しか稼ぎが違わないのに、いつも夫は家長だということで表舞台に立ち、

妻は家族のために身を粉にして働いているのに、なんだか評価されていないみたい?

社会的地位も上がらない?

 

(今の時代女性のほうが稼いでいることもあるでしょうから、

これはすべての女性に限ったことではなく、男性にもあてはまることかもしれません。)

 

政治と言ったって難しいことはないのです。

家庭がたくさん集まったのが国なのですから、家庭運営の仕組みと国運営の仕組みは基本似たようなものでしょう。

 

今の日本の与党が夫、野党が妻、

妻だってしっかり働いているのにちっとも評価されない。

そんなことが実際に起こっていると思います。

 

与党は圧勝ではないのに、今度の予算委員会での野党の質問時間を減らそうと悪だくみをしています。

余計なことは言われたくないからという理由です。

 

国民の3割しか支持していない人たちに、私たちの生活のすべてを任せ、私たちの命を預けてもいいとはとても思えませんね。

 

憲法改正など今の調子でいったら、戦争のできる国になってしまう。

私たちは命を捧げることになります。

その前にまずは選挙法の改正でしょう。

小選挙区制であると、どうしても2番目にたくさん票をとった人が落選してしまうことになります。

たった一票差であっても落選です。

他の区から出場した全く票がとれていない人でも、1位だと合格してしまうのです。

 

まずはこの小選挙区制度の改正をしなければ、永遠に日本に二大政党制など訪れません。

 

選挙に行ったら、10,000円商品券、お食事券プレゼントを是非やってもらいたいものです。

 

オーストラリアなどでは選挙に行かないと罰金をとられる国があります。

国民としての義務を怠ったということで罰金が科せられます。

日本だとそれは厳しいでしょうから、逆にバラマキですか。

それなら投票率90パーセント、確実でしょう。

 

本当の日本の国民の心理が知りたくないですか?

本当に日本人は今の与党でいいの?

満足しているの?

国民の皆様の本心が反映しない選挙なんて、選挙じゃない。

星占いファンの皆様、水星=言葉の意味を考えてくださいませ。

そしてご自分の家庭と今の政治の状況もリンクさせて考えてみてくださいませ。

 

あ~寒い、美味しいトマトスープ飲みたい。

 

 

 

 

 

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