大統領と総理大臣の経済観念

2017年06月09日(金)4:03 PM

大統領と総理大臣の経済観念

 

昔昔のその昔、恩師である故・銭天牛先生(山羊座)に言われたことがあります。

「腕時計と車にお金をかけている男だけは結婚相手に選ばないほうがいい。見栄っ張りで、大して中身のない男だから。」と何度も言われたことがあります。

 

その時は「へえー、中身がない男なのね」と思っただけでしたが

年を重ねた今、その言葉の意味もずいぶんとわかるようになりました。

前・オバマ大統領夫人のミシェル・オバマ(山羊座)が、大統領が8年間、同じタキシードを着ていたことを明かした。というニュースが今、流れています。

バラク・オバマ前大統領(獅子座)はそのことを恥ずかしいとも思わず、誇りに思っていたともミシェル・オバマは伝えています。

 

大統領となれば、タキシードの3枚、4枚、当たり前にもっていると思っていましたが、

たった1枚のタキシードで世界の国賓を迎えたのね。

 

バラク・オバマ氏は獅子座生まれです。

獅子座は普通ブランド好き、おしゃれ大好き人間が多いのですけれど、

オバマ氏は妻に山羊座を選んでいるところから見て、

獅子座生まれではありますが、何かしら土星が力振るう時刻に生まれているのかもしれませんね。

とてもモノを大事にされています。

(土星は華美にならず、堅実な星です。)

 

安倍総理(乙女座)のスーツは老舗の銀座英國屋、壱番館のオーダーだそうで、

一着20万円から高級生地になると2,000,000円するそうです。

 

イギリスで昨年エリザベス女王に安倍総理夫妻が謁見した際、総理が着ていらしたスーツ、生地がピカピカしていて、とても高そうな品でしたね。

その時、安倍総理は女王陛下を左に妻を右に、自分がど真ん中に立ち、記念撮影。

それが世界に配信されて、「礼儀知らず、無礼者」と言われたんでしたっけ。

高いスーツを着ても、心がジェントルマンではないなんて、悲しい限りです。

 

バラク・オバマ氏の腕時計は安物だったと有名だそうです。

2007年にシークレットサービスからプレゼントされた時計で香港製とか?

大統領になる前からの贈られた時計を大統領になってからも大事に使っていたそうです。

 

安倍総理は、以前はオメガのスピードマスター、今はセイコーのアストロン、どちらも言わずと知れた高級時計です。

 

大統領になっても偉ぶらず、己を知り、足るを知る大統領。

総理大臣になったらふんぞり返り、欲深になり、法律さえも曲げてしまう総理大臣。

 

あ~

溜息が出てしまいます。

 

最後にバラク・オバマ前大統領の今年1月の最後のメッセージの中の一部をお届けします。

 

「人間は皆平等で、生命、自由、そして幸福の追求は神から授けられた永久の権利です。

そしてそれらの権利は当然、自然に行使されるものではありません。我々国民は民主主義という手段を使って、より理想的な連合体を形成できるのです。」

 

「我々の憲法は美しく素晴らしい贈り物です。しかしそれ自体はただの書類に過ぎず、何の力も持ちません。我々国民が政治に参加し、進むべき方向を選択することで力を与えることができるのです。我々は自由のために立ち上がり、法の支配を尊重し、法を遵守するのです。アメリカは脆く壊れやすい物ではありません。しかし、自由をつかむまでの長い道のりは確実なものではありません。」

 

「我々一人ひとりが、敏感で注意深い民主主義の監視人にならなければなりません。この偉大なる我が国をより良くするための努力を続けるという、栄誉ある役割を喜んで受けなければなりません。一人ひとりの外見は異なりますが、我々は全員"国民"という共通の誇り高き肩書を持っているのです。」

 

「"Yes We Can! Yes We Did! Yes We Can!"」

 

 

 

 

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