バルカニゼーション恐るべし!!
Balkanization
バルカニゼーション恐るべし!!
早いものでもう3月も半ばに突入、
14日のホワイトデーは皆様いかがでしたか?
金星が牡羊座入りしていたこともあり、
牡羊座、獅子座、射手座の皆様は幸せなホワイトデーをお過ごしになったのでは?
今年は上半期、長期的に牡羊座に金星が通過しますので、
特に牡羊座生まれはホワイトデーが大事な意味を持ちました。
デートした相手と結婚考えても不思議ではありません。
バースデーを前に、真剣に将来のことを考えてみてくださいね。
これを書いている間にも、「ホワイトデーやったー」の嬉しい報告メールが届きました。
あらあら、うらやましいわぁ~。
さて、春の陽気につられて、花粉症にも負けず、「健康なくらしと応用物理」のシンポジウムに出かけていき「AMEDのミッション」国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の理事長である末松誠氏(1957年11月30日生まれ・射手座)の講演を拝聴しました。
※AMEDとは「医療分野の研究成果を一刻も早く実用化し、患者さんやご家族のもとにお届けすること」を使命とし、日本の医療分野の研究開発に関する予算を一元化し、重点的、戦略的に配分、かつ強力なマネジメントによって、基礎から実用化まで切れ目のない研究開発の実現を目指す2015年4月に設立された組織です。
AMEDは牡羊座生まれの開発機構となるので、牡羊座を支配する火星的な色濃い組織となるはず。
火星の「早い」「行動的」「攻撃的」「考えるよりはまずやってしまう」「トップランナー」
そんなパワフルで勇敢な組織でしょう。
末松氏は慶應義塾大学教授、医学部長を長年され、慶応病院の赤字解消の立役者でもあります。
末松氏は慶應義塾大学を退官される最後の授業で、
「やり残したことは、医学部の学費を下げること、あと200万落とすことができたはずなんだ」と後にも先にも誰も言わなかったような言葉を残しています。
まさにAMEDの文部科学省、厚生労働省、経済産業省の三省から流れてくる税金を一元管理し分配する役には適任です。
現在、射手座には土星が運行中です。土星は医療、不動産、金融の星ですから、
射手座生まれの就活生であれば土星の示す企業を選ぶことはよいことですよ。
あなたも末松氏同様、土星の影響で、立派に仕事に励むことができるはずです。
さて、皆様お医者様の生物学的特徴はなんだかご存じですか?
医者というのは自分の一番大事なデータは決して人に見せないという生物学的特徴があります。と末松氏はハッキリと言いました。
自分の手柄を他の人に奪われてしまうのはとんでもないことなので、論文に書き提出するまで、決して人には見せない。
そのこともあり、日本の医療はかなり出遅れているとのことです。
そりぁ、自分の手柄は取られたくないでしょうし・・・・。
それを崩していくのは大変なことですね。
日本の医療研究者はいかに素晴らしい発見をし、論文を書いて認められるかを優先し患者のことに関する肌感覚が乏しい方々も少なくない。臨床医は目の前の患者を助けることに当然目がいくが、大きな枠組みで課題をどうやって解決するかを考えてもらうのは難しい。製薬会社、医療機器メーカーは日本で、世界で何人困っている患者さんたちがいるのか、どのくらい投資したら儲かるのか、それを考えるようだ。
研究者と臨床医、研究者と官僚、大学と別の大学、大学と産業界など、同じ医学、医療研究に携わっていても、それぞれの視点はあまりにも違いすぎて、話が通じない。そして文部科学省、厚生労働省、経済産業省も三省バラバラの予算が組まれている。
そのような状況をバルカニゼーションBalkanizationというそうです。
同じ言語で話しているのに、話の内容が伝わらない。同床異夢です。
あれ?
国会でもめている国有地根拠なき8億円値引き、籠池理事長の森友学園問題もソレじゃない?
財務省、国交省、航空局、大阪府、私学審議会、その上安倍首相夫妻、稲田朋美氏、名だたる人たちが関与したにも関わらず、どこも話が通じていない。
ちょっと電話すればわかるようなこともしていない。
何してるのかしら?
日本は医療分野どころか、政治の中枢までもがバルカニゼーションなんじゃないの?
末松氏はNASAのハッブル望遠鏡を例にとり、
今後の医療分野の進むべき道を示してくれました。
ビッグバンの発見者、世界最大の地球軌道上にある天体望遠鏡・ハッブル望遠鏡の最大のユーザーはアメリカだそうですが、アメリカだけではなく、各国いろいろな国が資金を出して、マシンタイム(望遠鏡を使える時間)を割り振って国際協力するそうです。
研究者の数だけ高価な装置を買ったら、日本は破産してしまいます。
そのように、天文学の宇宙開発、研究の分野では各国の協力体制ができている。
素晴らしい。
だから医療の分野でも国際連携していくことが実に大切。
何万人に一人しか患者さんが見つからないような希少難病の患者を救うため、世界の国々とデータ共有し、ネットワークを広げていくことによって、世界規模で患者さんの数や分布を把握して救済するようにしなければと言っていました。
詳しくは以下のアドレスで活動をご覧ください。
15年春よりAMEDが、産官学、多くの研究者の有益情報をミックスさせることに力注ぐことで今までとは違い、国の医療、研究がすべて一つになる、オールジャパンからオールアースへ?そんな状態が少しづつでも作られる機運にあると言っていました。
大学、企業、病院をAMEDがミックスジュースにすることで、初めて医療の研究成果がスピーディーに患者に還元される可能性が出てきました。
私たちにとっては喜ばしいことですね。
2014年から12月から土星が射手座入りしています。
土星は医学の星です。
医学が射手座、膨張発展の室に入ったこともあり、
医学は進化するときです。
日本で初のAMEDという組織ができたのも、土星が射手座に進行したから?
などと思ってしまいますね。
医療の救世主登場でしょうか?
末松氏は射手座生まれだけあり、なかなか恰幅のよいお姿でありますが、(射手座は膨張の星)、それだけではなく、その頭脳もハートもいまだ膨張を続けている。
宇宙サイズの人物であることもわかりました。
末松誠氏 ハッブル宇宙望遠鏡