後藤新平の星
後藤新平の星
ムック本の取材で、後藤新平について教えてくださいと言われて、
彼のホロスコープを作ってみました。
1857年7月24日生まれの獅子座です。
医者であり政治家であり、官僚であり、日本のボーイスカウトの初代総長、
まだまだ色々とありますから、Wikki見てくださいね。
火星と土星が蟹座に位置しているときに誕生している獅子座です。
獅子座は楽観的で自分に甘い人が多くみられますが
後藤新平氏は自分に厳しいタイプだったようです。
しかも変わり者です。
火星=戦いの星 土星=困難な星
この2つが一緒にあるということは困難な状況でも戦う気持ちを失わない
実に強い精神の持ち主となります。
火星と土星が同室にあるのは、1年半から2年ほどの間に一度くらいはあります。
以前起こったのは2022年の3月で、次回は2024年の4月に起こります。
(来年の4月に誕生するベビーは火星と土星が魚座に位置しているので、医学には才能があるはず、将来ドクターにするには良いベビーですよ)
火星と土星の合は1年に一度必ずあるわけではないので、ある意味特殊な星の配置です。
また、彼は月が乙女座に位置しているので潔癖なところもあり、批判精神旺盛、
そして好きなことにはとことんこだわる、こうでなければならないと思う
こだわり派だったかもしれませんね。
その後藤新平さんの名言があります。
倒れる日に残した言葉は
「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」
であったといいます。
コレ、今の日本に一番大事な言葉かもしれません。
資産家はどうやったら子供たちに遺産を残せるのか、どんなバカな子供でもかわいいから、とにかくお金をあげたい、国は子供の数が足りないから、お金をあげて、どんどん子供産んで欲しい、お金をあげれば進学してくれるだろう。
とにかく国民も、政府もお金さえあげれば、きっとうまくいくだろう、幸せなんだろうという考えにとりつかれているような気がします。
それはダメ、下の考え。
人を育てて死なないとダメなんでしょう。
後藤新平さんの言葉、随分昔に恩師から聞いたことがあるような気がしました。
そういう恩師(故・銭天牛氏)は亡くなったとき、丁度保険が切れていたので、
家族に保険金は残せなかったけれど、しかし、占い師である立木を育ててくれました。
恩師である銭天牛氏のお陰で今もこの仕事に励んでいます。
七夕に、ふと空を見上げて、「先生有難う」と言ってみました。