やすらぎの郷
石坂浩二さん 加賀まりこさん 浅丘るり子さん
双子座は常に二つの間で揺れ動く。
若いときもシニアになっても??
「やすらぎの郷」
倉本聰さんが久しぶりのテレビに戻ってきました。
倉本氏は1935年1月1日生まれの山羊座です。
山羊座は昨年の9月から今年の10月まで12年に一度の仕事運開花の年に当たっているので、御年82歳の倉本氏も堂々のテレビドラマご出陣となったのでしょう。
やすらぎの郷の主人公・脚本家役の菊村栄は石坂浩二さん(1941年6月20日生まれ・双子座)が演じます。
双子座は昨年の秋から今年10月まで大吉星・木星が「恋愛」「創造」「楽しみ」の室を進行しています。石坂さんにとってみると、この作品は久しぶりに創作意欲掻き立てられる楽しみの一つかもしれません。
また石坂さんの元妻である浅丘ルリ子さん(1940年7月2日生まれ・蟹座)
石坂さんの元恋人である加賀まりこさん(1943年12月11日生まれ・射手座)
このお二人も共演です。
なんて大人なドラマなんでしょう。
ドラマの出演者も76歳、77歳など年齢も大人すぎるくらい大人なんですけれど、
石坂さんの愛したお二人が同時に仲良く出演。なんてクールな演出なんでしょうね。
ホンモノの大人たちに敬意を表します。
第1話、とても楽しみにしていたら、主人公が良く足を運ぶ、行きつけの居酒屋のシーンあり、そこでゲスト出演の小松政夫さん(1942年1月10日生まれ・山羊座)がこう言います。
「テレビ書くのやめないでよ。わしらが見るテレビがどんどん少なくなっているんだから。」
あー、これ倉本氏の本音なんですね。
私もそう感じます。
見たいテレビが少なくなっています。
それにしても、往年のスター、ホンモノは何年たっても輝きを放っています。
2年前よりシニアの星・土星が発展、膨張の星である射手座に進行していることもあり、
シニアはとても元気、膨張しています。
やすらぎの郷、シニア勢ぞろいのドラマの出場は運命的かもしれません。
私の友達のグランドシニアの叔母様もとても元気でいらっしゃいます。
輸血でC型肝炎にかかってしまい、その後、インターフェロンの治療もされ、
現在も2回目のインターフェロンの治療中です。
しかし、なんとまー、そんなことは全く感じさせず、月曜日から日曜日までびっしり予定が組まれています。
全部好きなことです。
コンサート、デート、レッスン、デート、お食事会、デート、デートなど、
ボーイフレンドの数は両手の指では足りないくらい。
足も悪いのに、雨の日の寒い夜にもしっかり予定を入れて、外出するという勇ましさ。
それはそれは尊敬に値するほど素晴らしい。
「今日、行く、ところが大切なんだ。」と言った先生もいらっしゃいますが、
彼女の場合、行くだけじゃない、そこに心が入っている。
ホルモン出まくり、毎日若いエネルギーを自ら作り出しています。
「あなた、頑張りなさい。恋をしないと老けちゃいますよ。」と
会うたびにお叱りを受けています。
叔母様はあちこち悪くて、いろいろとお薬を飲んでいらっしゃいますが、
全く衰えを知らず。
「恋の媚薬」
医者のくれる薬より、恋の媚薬がいかに効いているか、
叔母様が実証してくれているようです。
おしゃれして、毎日前頭葉からドーパミン全開、
エストロゲン、オキシトシンなど毎日大量のホルモンを恋することで製造しています。
エストロゲンはアルツハイマー病にも効果があることが医学界で実証されています。
脳のシナプスが増え、周囲への気配りも上手になります。
コラーゲンの再生も促進させる作用があるので、しぼんだ肌もツヤツヤしてきます。
ドーパミンはとても快い物質であり、「きもちいいー」「楽しいー」と
心を元気にさせるものだと国立霊長類研究所のラリー・ヤング博士も説明しています。
オキシトシンは信頼のホルモンであり、愛情、幸せな気分を感じられるものです。
元電機大学の学長であった小谷誠氏(天秤座)も
おでこをポン叩き「恋をするのよ、ここからドーパミンが出て、元気になるんだ」と
発言していたことを思い出します。
日本の良き時代を作ってきた人たちによる大人の素敵なドラマを見ながら、
素敵なシニアになる準備をしたいと思います。
私もホンモノになりたい。