オンラインでの「日中シンポジウム」を拝聴してわかったこと!

2021年09月09日(木)10:52 PM

科学技術国際交流センター理事長、JST名誉理事の沖村憲樹氏(蟹座)、新潟大学工学部教授の白川展之氏、科学ジャーナリストの倉澤治雄氏(双子座)、三名の方々による日本と中国、また日本と海外との科学技術力の比較の話を伺うことができました。

パワーポイントでの衝撃的なグラフを見せられて、もう目の前がクラクラ。

コロナ対策も後手後手、デジタルな面でも全く遅れている日本、とにかく今の日本はもう目も当てられない状態だということが判明いたしました。

今の日本は気象庁の警戒レベルでいけば、1から5までの間の4相当の危険レベルです。土砂崩れ、川の氾濫、高潮、すべてがやってきている状態。

それなのに、呑気に身内でワイワイと総裁選だとか、GOTOトラベルだとか・・・。なんておめでたいこと。

星占い読者の皆様だけは、そのような状況下にあっても、しっかりと危機意識を持ち、

レベル4段階の日本で本当の被害者にならないために活動していきたいものです。

さて、中国は予想をはるかに裏切るくらいの急成長を遂げています。その基礎には中国は「優秀な人材を育てる」意識が実に強いのです。

現在の中国は過去40年間で520万人が世界のトップクラスの大学に進学し、素晴らしい技術と知恵と人脈を持って帰国した313万人が基盤となり、中国の発展に貢献しているそうです。

沖村先生

沖村氏が語るには、中国は幼稚園、小学校など初等教育から素晴らしく、5歳から英語教育、コンピューター教育、理数学の教育を施している。中国は100パーセント、国公立となるので、一般的な家庭の子供でも優秀な子供であれば、誰でも進学でき、誰でもアルバイトなどせずに猛烈に勉強に励むこともできる。

日本とは物価の違いはあれど北京大学の学費は年間8万5千円。全寮制の宿泊費は年間、17万円、学食利用の食費は年間10万円、中国人は年間36万円あれば大学生活ができるのです。

また優秀でさらに上に行き研究したい、勉強したいということになれば、年間50万円の補助金が出るそうです。キチンと大学院進学もできる。

今の日本はどうですか?

数年前まで、平成の学生たちの2分の1は奨学金制度を利用していて大学に通い、卒業と同時に借金が肩に乗る、コロナ禍でバイトもできず、仕送りも途絶えて大学を辞めざる得なくなる学生たちは増えています。

アメリカの大学の学費はさらに高いから、日本は高くない。というのかもしれませんが、それでもアメリカの大学は世界大学ランキングでは毎年上位を独占していますけれど、日本の大学は東大で35位、京大61位。それ以外の大学は名もない。それなのに、学費は高い。

中国にはサイエンスパークというものがあります。

それぞれの大学は自前でサイエンスパーク(大学企業、技術センター、重点実験室など備え、最先端産業創出の巨大なイノーションセンターのこと)があり、現在、北京大学、清華大学などの総売り上げは5000億円に上るということです。

中国は小さい頃から平等に教育の機会を与え、子供に生きる力をつけさせてあげて、さらに意欲ある学生は博士などの道も開いている、その上、海外大学に留学もさせてあげて、最後は身につけた技術で仕事をさせてあげて、お金も稼がせてあげる制度が整っているということなのです。

先生方は皆さま、中国は今も昔も科学技術を重視しているから、成長し続けていると言います。

シンクタンクによれば科学技術、教育水準は世界第一位、そして世界最高水準の中国人の学生たちが世界中にいる。

私の祖父母の時代。中国のことをバカにしていた時代がありました。

しかし、今はもうそんな時代ではない。

中国はあまりにも成長してしまい、日本との科学技術の差が歴然としていて、日本が一緒にやりましょうと手を出しても魅力がないからと断られる可能性も出てきているということです。

最後に馬場錬成氏、蠍座(科学ジャーナリスト)が言いました。

「日本はこの20年間で科学技術担当の大臣が30人いたんですよ。誰か名前を思い出せますか?」「わからないでしょう?つまり、日本は科学立国なんてことはない、大臣の名前さえもわからないくらい、みんながわかるような活動はしていないんですよ」

科学技術庁は1956年から2001年まで存在しましたが、それ以降は廃止されてしまい現在は文部科学省に継承されています。教育も科学も文化もスポーツも宗教もすべてが入っている省庁です。デジタル庁など名前だけはできたけれど、はっきり言って日本はデジタル敗戦国なので、今でもちっとも機能していませんね。

さあ、皆さまどうしますか?

星占いで見ても、コロナはまだまだ続き、2026年4月25日まで、まだまだ二人に1人が脱落していく時代が続きます。2つに一つの企業が、2つに一つの店舗が、消えていく時代となっています。

また2026年は大地震勃発などあり得ないような恐ろしい時代の開幕となりそうなのです。

そんな中でこんなに頼りない日本政府に自分の人生を任せておけますか?あなたの大事なお子様の人生を任せておけますか?

自分が人生の脱落者にならないためにも、しっかりと星占いを利用して賢い選択をその都度していきたいものです。

2030年を待たずして中国は世界1の経済大国になるようです。これからはアメリカの大学に留学するのもよいけれど、中国の大学、対学院に進学し、

仲間を作り、人脈を作り、新たな自分の地位を確立していくことが日本人学生には必要となっているのかもしれません。特に中国は最先端の科学物理技術、AI、 IOTの分野、情報分野は世界1ですし、宇宙技術もアメリカ以上かもしれません。今後その方面の研究がしたい、その方面の仕事に就きたいと願っていたら、中国も留学などの選択肢の一つです。

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