双子座三兄弟から目が離せません。
「ワシントンからアメリカ国民に権力を取り戻す」
第45代アメリカ合衆国の大統領となったドナルド・トランプ大統領(1946年6月14日生まれ・双子座)の就任演説の中で一番びっくりしたのが、
「ワシントンからアメリカ国民に権力を取り戻すということです。」
のフレーズ。
今まで、こんなことを言った大統領はいたでしょうか?
日本で言えば「永田町から日本国民に権力を取り戻すということです。」
という発言ですよ。
政治経験が全くないトランプ氏だからこそ、今までの政権に対して、国民目線での発言ができたのでしょう。(大金持ちであり、庶民とはとても言うことはできない人物ではありますが・・・)
これにはびっくりしました。
「アメリカ人にとって1月20日はアメリカを取り戻した日となるだろう。」
日本では第二次安倍内閣の世襲率は50パーセント、父も祖父も政治家が日本のトップに位置しています。
少し古いデータですが、日本の医師も世襲率が高く、約25パーセントの父親が医者という数字が出ています。弁護士は親族が弁護士であるという率は10パーセント程度だそうなのでかなり低いですね。
これも古いデータですが民進党にしてみても22パーセントが世襲と出ていましたので、
日本は世界からみると異常に世襲の高い民族です。
今は各分野、さらに世襲率がアップしていると思われます。
世襲のメリットは幅広い人脈、支援団体などの組織の引き継ぎ、バックアップ体制が整う、
経済基盤の確立、後継ぎリーダー選出のための派閥争いなどと無縁、また長期的視野に立っての引き継ぎができる、などなど・・・。
世襲のデメリットは世襲者が能力に欠ける場合は支配者層でない人達は常に下流にされる、世襲者の偶像化、絶対化、公平なレースを勝ち抜いてきたとする錯覚から世襲者の自信過剰、などなど・・・。
確かに、安倍総理(乙女座)は祖父の願いだった日本も戦える国にしようとする心意気は異常なほどで、新春から憲法改正にだけは力を入れて頑張っています。
これが長期的視野に立っての引き継ぎ、思想の引き継ぎでしょうか。
しかし、世襲のメリットは世襲者には山ほどあっても、国民には何もないのではないでしょうか?
日本ではトランプ大統領のような指導者が登場する可能性は0です。
もしも、もしもです。
日本一のお金持ち、総資産1兆5035億円のユニクロ社長・柳井正氏(1949年2月7日生まれ・水瓶座)、トヨタ自動車社長の豊田章男氏(1956年5月3日生まれ・牡牛座)、三井物産CEOの安永竜夫氏(1960年12月13日生まれ・射手座)、三井住友銀行頭取・國部毅氏(1954年3月8日生まれ・魚座)、森トラスト・ホールディングス会長の森章氏(1936年7月12日生まれ・蟹座)などが日本の政権を担うことがあるとしたら・・・・・。
私たち国民にどんなことをしてくれるでしょうか?
私たちはどんな夢を見ることができるでしょうか?
なんだかワクワクしてきますね。
そんなことが、今、アメリカ合衆国で現実に起こってきています。
アメリカンドリームは消えたとは言え、まだまだ違う意味でアメリカにはドリームが存在しているのではないでしょうか。
100年に一度のアメリカの大不況の中でオバマ大統領(獅子座)が就任し、世界が混乱、アメリカが分裂する中でトランプ大統領(双子座)が就任する。
アメリカは常にドラマチックで「生きている」っていう感じがしますね。
ちっぽけな自分だけれど、そんな私も国作りに参加しているんだという気持ちが生まれてくる国かもしれません。
だからアメリカは自殺率も低いのかしら。
トランプ大統領の演説は、「良くない」「たいしたことない」という評価が多いように思えますが、しかし、私たち庶民にとっては、これが日本だったら、とても嬉しいというような言葉が沢山散りばめられていました。(同時通訳さんの言葉なので多少の違いはあるかもしれませんが)
「本当に大切なのは、何党が支配するかではなく、私たち政府が国民に支配されているかどうかなのです。」
「国家が存在するのは、皆さんがいるからなのです。」
「アメリカを変えていきます。何年も先のためです。」
「私たちは大きな夢を持ちましょう。何もしようとしないのは、受け入れられない。これからは行動の時、誰であっても立ち向かいましょう。出来ないという言葉は受け入れられない」
自民党も色々分かれ、民進党、公明党、共産党・・・・そんなものはどうでもいい。とにかく私たち国民がやって欲しいことをやってくれる内閣が欲しいですね。
小池都知事(蟹座)が常に「都民ファースト」と言い、都庁で頑張ってくれています。
都民が選んだ小池さんだから、みんなが応援しています。
日本の政治も早く、国民ファーストになって欲しいものです。
小池都知事は蟹座生まれということもあり、人気があります。
ニュースキャスター時代も人気がありましたが、司会者、タレントさんなど、とても多い星座が蟹座なのです。
蟹座の守護星は月ですから、みんなが見上げる月、だから人気者の暗示です。
1月22日春場所千秋楽で横綱白鵬を倒し、見事優勝した稀勢の里は1986年7月3日生まれの蟹座人です。売店では稀勢の里グッズは売り切れ、大相撲総選挙ではなんと、稀勢の里が5連覇、多くのファンの心を掴んでいます。かなりの人気者ですね。
また、蟹座、魚座、蠍座は水の宮であり、実に情愛深い、感情豊な星座でもあります。
気づかいがうまい蟹座、魚座人は他人の気持ちに寄り添い、すぐに気づいてあげられるので、周囲の事情を察しての言動もうまいでしょう。泣いている人がいれば慰め、怒っている人がいれば静かに離れ、時にはユーモアもあり、人を笑わせる、お世辞も上手に言うことができます。気づかいの達人が蟹座、魚座生まれです。
(蠍座は火の影響も受けているので、そこまで上手に立ち回れないようです。)
トランプ大統領の双子座は残念ながら、12星座の中では不人気の星座です。
美男美女も多い星座であり、守護星が水星なので頭もイイ。
天才肌でもあります。
しかし、情愛薄い人も多く、双子座はクールで理論派です。
人の気持ちに気づいても、そこに構っているよりは、先に考えが進んでしまいます。
だから、普通の人はその考えのスピードについていけない。
双子座と同じ風の宮の水瓶座、天秤座も似たようなところがあります。
他人に気を配る時間があったら、自分のやりたいことをやっていたいと思うタイプですし、感情より理屈が先行するので、人にはあまり好かれません。
人を笑わせるジョークは言っても慰めの言葉は不得意かもしれない。
ただ、双子座は本当に賢く、多方面に才能があります。
不動産屋出身なんだから、大金持ちなんだから、たいして政治なんてできないだろう。というのは間違いかもしれませんよ。
オバマ大統領(獅子座)は昨年、トランプ氏のことを「他に類を見ないほどの大統領としての資格がない」と厳しい発言しましたが、「外交の巨人」と言われたヘンリー・キッシンジャー氏は(1923年5月27日生まれ・双子座)トランプ氏のことをCBSのテレビ番組に出演した折「トランプ氏は多くのことができる大統領になると思う。外交政策ではオバマ大統領のやらなかった空間を埋めることができるであろう。」と言っていたとか。
オバマ大統領もノーベル平和賞を受賞していますが、キッシンジャー氏も1973年にノーベル平和賞を受賞しています。
同じノーベル平和賞を受賞している人であっても、このようにトランプ氏の評価が全く違っています。
キッシンジャー氏は双子座であり、やはり天才肌ですから、同じ双子座のトランプ氏に対しては似たものを感じているかもしれません。
そうなると、中国の習近平氏(1953年6月15日生まれ・双子座)もトランプ氏と年は違っても1日違いの双子座生まれですから、天才肌のところは二人ともよく似ていて、キッシンジャー氏と同じように、トランプ氏に好意を感じるかもしれません。
アメリカ、中国は今後大国同士の強い絆で結ばれていくことがありそうです。