尾原蓉子先生の努力と運の結晶の人生を見せて頂きました。
尾原蓉子先生の努力と運の結晶の人生を見せて頂きました。
あーーーーっ。
ガ、ガーーーン。
凄い。凄すぎる。なんてこと。
今年一番の衝撃が走りました。
何故って、尾原蓉子先生の人生そのものが素晴らしすぎて、
もう、言葉がありません。
尾原蓉子先生(1938年10月7日生まれ・天秤座)
と言っても、星占いファンの皆様はご存知ないかもしれませんが、
ファッション界では世界的に有名な日本女性です。
ファッションデザイナーではなく、ファッションF・ピジネスBという言葉と概念を日本に初めて紹介し、FBの草分けとして50年以上に渡り、人材育成、ファッションの企画、生産、流通の変革に関する提言など行い、経済産業省他、政府関連委員も多数務めていらっしゃる大先生です。
2014年にWEFウィメンズ・エンパワメント・ファッションを設立し、その代表でいらっしゃいます。http://www.wef-japan.org
ここに書いた説明だけではよくわかりませんよね。
何がすごいって、尾原先生が誕生した年1938年10月は日中戦争の真っただ中、
ちょうど先生の生まれた10月は日本軍が広東占領した頃です。
そんな戦争の真っただ中に生まれたのに、
その後、東大に進学し、旭化成に入社するも、フルブライト奨学生としてアメリカのFITニューヨーク州立ファッション工科大学に留学したのです。
留学した頃は多分、1ドル360円の時代でしたから、相当厳しい生活だったのではないかと想像できます。
その頃のアメリカはJFケネデイが大統領選に出場、日本ではロッテのクールミントガム、日産セドリック、たばこのハイライトが発売され、黒いビニールの人形、ダッコちゃんが大ヒットした頃でした。(ダッコちゃんは180円)
そんな戦争が終わり、まだ女性としての自立など難しい時代に、
尾原先生は勇敢にもアメリカに旅立った。女性の自立求めてです。
男性に頼ることなく自分の足で立つためにです。
講演のお題は「Fashion Business創造する未来」
未来は予測するのではなく、創るもの。
詳しい内容はどうぞこの本をお買い求めくださいね。
一冊の中に8冊分くらいの内容があり、
それはそれは濃厚な本となっています。
先生が4年の歳月を掛けて書かれた本ですから、
十分熟成されていて、よいお味でございます。
創造する価値の進化=テクロノジーの支援 というページがありますが、
そのページの内容が三つの大学の入試問題にもなったそうです。
実にあらゆる角度から、先生の人生すべてを掛けて創造してくださっています。
ファッション業界だけではなく、この本はどんな業界で働いていらっしゃっても、実に参考になる本だと思いました。
これからの時代、どんな立ち位置で、どんな方向性をもっていくべきか。
あらゆる産業に携わっている人たちにも役立つこと間違いないでしょう。
ただ、読めば読むほど、そして先生のお話を聞くと、
「日本はダメだ、遅れている」という悲しい気持ちになってしまうかもしれませんけれど。
先生をご紹介者の魅力的な女性社長が、最初からびっくりさせてくださいました。
「この人は凄いんですよ。結婚する前に自分の人生を決めて、人生計画を決めて、
その上で結婚相手を選んで結婚したんですよ。ちやんと仕事を続けさせてくれる人」
「結婚は予測するものではなく、結婚は創るものである」なんですね。
未来は誰かが創っているのだから、それなら、自分の未来は自分で創ろうということだったのです。
それにしても、日中戦争のさなかに誕生した女性が、このような自立された考えを持ち、
実行し、自分のやりたいことを貫いている。
先進的であり、平成生まれのオトメたち顔負けの根性ではありませんか。
天秤座は「結婚」の星座ではありますが、
こんなに立派に結婚のことを若い頃から考えていたなんで、
さすがですね。
やはり、結婚は「条件」なんだわ。
星でみると、先生は結婚の室には土星が進行しているときに生まれていますので、
どんな結婚生活だったのか興味あるところです。
尾原先生はアメリカに渡り、アメリカ人の女性が、女性としての幸せを持ちながらも、
男性と同じように働いている姿に感動したそうです。
男性と同じように職業はもっていても、きちんと子育てする時間には帰宅して、女性としての生活、女性としての魅力的な人柄もキープして、労働に励んでいるということに、びっくりし先生もそれを目指されたと思います。
昭和40年代、50年代、日本女性の社会進出はまだまだ遅れていましたし、
結婚して仕事をもっていたら、まるで馬車馬のように髪を振り乱して働くしかなかったようです。
1980年、1990年、2000年、2010年、月日は流れ、時代も変わり、
最近では少しはそのような問題が改善されたかのように見えますが、
まだまだ、改善されたとは言い切れない現状が日本にはあります。
尾原先生は太陽は天秤座、第5室、創造と恋、勝負、子供、娯楽の室にラッキースター・木星が位置しているときに生まれています。
とても幸運な天秤座であることは確かです。
また、木星は外国を意味する星ですから、先生が若い頃にアメリカに留学されたことは
星の導き通りであり、最高の決断だったようです。
好きな仕事を見つけ、自分の選んだ人と結婚し、子供を持ち、日本のファッションビジネスの基礎を創り上げた女性。
5室に木星が位置していると、勝負強いのでアスリートとしての才能もありますが、研究者としての才能もあり、ヒラメキ、発見のある人生となります。
ノーベル賞受賞者にもみられる星の配置です。
星占い的に見れば先生はその幸運をすべて生かしたと言えます。
先生はご自分の人生の創造主になったのです。
戦後の女性として社会に出て活躍するのに難しい時代にも関わらず、ご自分のライフデザインを完成させた。
先生は洋服のデザインはしなかったかもしれませんが、人生を創造する最上のデザイナーだった。
感動。
さて、先生は多くのことをお話してくださいましたが、
日本人が、日本の起業家がダメなのは、「私は絶対にやる、他の人がやらなくても、絶対にやりたい」と思う人が少ないということです。
日本の企業家は「これはニッチだ」
「隙間産業でいい、売れるぞ」
ということで事業を始める人が多い、
それは悪いことではないけれど、アメリカ人と違うところだと強調されていました。
つまり、「やりたい」という強い意志の力より
「儲かりまっか」という気持ちのほうが強いということですね。
つまり信念がない?ということでしょうか?
現在世界でamazon(CEOのジェフ・ペゾフ社長は1964年1月12日生まれの山羊座)の一人勝ち、
それに対してウォールマート、グーグルなどが戦力を結集して、
アマゾンに対抗すべく手段をとっているそうで、
どれだけアマゾンがすごいのかわかりました。
あー、山羊座、ペゾフ社長大丈夫かしら?
土星が山羊座の頭上進行しましたからね。
来年は相当他社が激しく追い上げてくるはずです。
尾原先生の講演内容、また本の内容はとてもここでは書き尽くせないものがありますので、
ご興味がおありでしたら、是非手にとってみてくださいませ。
2018年6月22日から7月22日に生まれるベビーは尾原先生と同じく、
創造、恋、子供、勝負、娯楽の室にラッキースター木星が輝いています。
もし、その時期にお子様が誕生したら、
是非、将来は海外に留学させて、世界規模の人間に、創造的な人生を歩けるようにしてあげてくださいね。